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第11号 - 69


このよふのはじまりたしハやまとにて
やまべこふりのしよやしきなり


Kono yo no hajimari dashi wa Yamato nite
Yamabe kori no Shoyashiki nari

~72 この世の初まり出しは大和であって、その中の山辺郡庄屋敷村である。その庄屋敷村の中山氏という屋敷に、人間創造の道具の理を体した者が見える。この道具とは、いざなぎのみこと、いぎなみのみこと、くにさづちのみこと、月よみのみことである。親神はこれを見澄まし旬刻限と共に元なるぢばに天降り、教祖を月日のやしろとしてたすけ一条の真実を、何も彼も皆仕込む段取りに取り掛かって来た。註 教祖様は、このお道をお創め下さるに就て、言うに言えぬ産みの苦しみをおなめ下され、夫善兵衛様また一家を捧げて教祖様のたすけ一条の教の創始に協力するという、並々ならぬ御心労をお通り下された。又、秀司先生は、貧困の中に家計を支え、又、世間の迫害嘲笑に対しては、百方手段を尽して道の立つように努力せられ、こかん様は、母を慰め兄を励まし、よく一家の和楽を保って、お道のため一方ならぬ辛酸をなめて下された。これ実に、それぞれ人間創造の御守護の理の一つ一つを身に体しておられたからであって、ここに親神様の深い深い神慮の程を拝察することが出来る。第六号二九-五一註 参照。

The very beginning of this world was at Shoyashiki villageof Yamabe County in Yamato Province.

神創人世在何處 大和山邊庄屋敷
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