おふでさき検索

第5号 - 1


いまゝでハぎうばとゆうハまゝあれど
あとさきしれた事ハあるまい


Imamade wa gyuba to yu wa mama aredo
Ato saki shireta koto wa arumai

これまでから、牛馬に堕ちる、牛馬に堕ちると説く者もあるが、如何な者が牛馬に堕ちるか、又如何にして牛馬の道から救われるか、今日までに明らかに説き諭した事は無いから、だれも知らないであろう。註 ぎうばは、牛馬の生活、即ち畜生道の意。5-1~4 総註 以上四首のお歌は、おぢばの近村に住んでいた某女を実例としてお説きこ下さったもの、と言い伝えられている。某女は邪けんな性質で、教祖様に数々の御恩を受けながら、お屋敷の前を通っても立寄る事さえしなかった。それ程であるから、人々に対してもむごい心づかいが多かった。教祖様は常にそばの人々に『報恩の道を知らぬ者は、牛馬に堕ちる。』とも『牛見たようなものになる。』とも仰せられた。果して、某女は、明治七年から歩行かなわぬ病体となり、二十余年間いざりのような姿で家人の厄介になってこの世を終った。

Until now, there has been much talk of rebirth as oxen or horses,but there has been no one who knows his past or future.

生為牛馬有人道 何以至此無人曉
前のおうた
次のおうた

TOP


お道のツール