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第16号

いまゝてハこのよはじめたにんけんの
もとなる事をたれもしろまい
(1)
このたびわこのもとなるをしいかりと
とふぞせかいゑみなをしゑたい
(2)
このもとハかぐらりよにんつとめハな
これがしんぢつこのよはしまり
(3)
このたひのかぐらとゆうハにんけんを
はじめかけたるをやであるぞや
(4)
このもとをしりたるものハないのてな
このしんぢつをみなをしゑるで
(5)
いまゝてもにち/\くときたん/\と
ゆうてきかした事ハあれとも
(6)
もふけふハいかほど月日ゆうたとて
一れつ心わかりないので
(7)
それゆへにもふせへつうがきたるから
せひなくいまわかやしするぞや
(8)
このかやし一寸の事とハをもうなよ
あゝちこゝちにをふくみゑるで
(9)
このよふのにんけんはじめ元なるを
どこの人でもまだしろまいな
(10)
このたびハこのしんちつをせかへぢうへ
どふぞしいかりみなをしゑたい
(11)
しかときけこのもとなるとゆうのハな
くにとこたちにをもたりさまや
(12)
このをかたどろみづなかをみすまして
うをとみいとをそばいひきよせ
(13)
このたびのざねんとゆうわしんからや
これをはらするもよふないかよ
(14)
このことを神がしいかりひきうける
どんなかやしもするとをもゑよ
(15)
このかやしみへたるならばどこまでも
むねのそふぢがひとりでけるで
(16)
いまゝでハとのよな事もみゆるして
ちいとしていた事であれとも
(17)
けふの日わもふひがつんであるからな
とんな事でもすぐにかやすで
(18)
このところとめる心でくるならば
そのまゝとこい月日でるやら
(19)
てるのもなどんな事やらしろまいな
月日むかいにでるでしよちせ
(20)
けふの日ハもふぢうふんにつんてある
とのよなみちがあるやしれんで
(21)
せかいぢうみな一れつハしかとせよ
なんとき月日つれにてるやら
(22)
けふの日ハめづらし事をゆいかける
なにをゆうともたれもしろまい
(23)
せかいにハみなとこまてもをなし事
子共かたずけこしらゑをする
(24)
いかほどにこしらゑしたとゆうたとて
そのさきなるわたれもしろまい
(25)
月日にわどんなをもハくあるやらな
このみちすじハしりたものなし
(26)
このさきハとのよなゆめをみるやらな
もんくかハりて心いさむで
(27)
とのよふなめづらしゆめをみるやらな
これをあいつにつとめにかゝれ
(28)
けふの日ハとのよな事もきいている
なんどきもんくかわる事やら
(29)
とのよふな事がありてもうらみなよ
みなめゑ/\にする事やでな
(30)
月日にわみな一れつハわが子なり
かハいいゝはいをもていれども
(31)
めへ/\にする事ばかりせひハない
そこでちいくりみているのやで
(32)
けふの日ハなにもしらすにいるけれど
あすにちをみよゑらいをふくハん
(33)
このみちがみへたるならばとのよふな
ものでもかなうものわあるまい
(34)
月日にハどんなをもハくあるやらな
この心をばたれもしろまい
(35)
これをばなみへかけたならとこまても
むねのうちをばひとりすみきる
(36)
これからハこのよはじめてなにもかも
ない事ばかりゆいかけるなり
(37)
いまゝでハ人の心のしんちつを
たれかしりたるものハなけれど
(38)
このたびハ神がをもていでゝるから
どんな事でもみなをしゑるで
(39)
このはなしとこの事ともゆハんてな
みのうちさハりこれでしらする
(40)
こんな事なんでゆうやとをもうなよ
かわいあまりてゆう事やでな
(41)
どのよふな事でもわがみする事に
神のしらんとゆう事わない
(42)
それゆへになにもよろづをことハりて
そのゆゑかゝるしことなるぞや
(43)
いまゝでハなによの事もぢいくりと
しかゑていたる事であれども
(44)
しかときけいまゝでなるのはなしハな
なにをゆうてもきいたばかりや
(45)
けふの日ハみちがいそいでいるからな
どんな事てもはやくみへるで
(46)
それゆへにでかけてからハとむならん
そこで一れつしやんするよふ
(47)
いまゝでも神のくときわたん/\と
いろ/\といてきたるなれとも
(48)
いかほとにくどいたとてもたれにても
きゝわけがないをやのさんねん
(49)
こゝまてもよいなくときやないほとに
このたびこそハしやんするよふ
(50)
このはなしなんとをもふてきいている
つもりかさなりゆへの事やで
(51)
けふの日の神のさんねんりいふくわ
よいなる事でないとをもゑよ
(52)
月日よりないにんけんやないせかい
はじめかけたるをやであるぞや
(53)
そのところなにもしらざる子共にな
たいことめられこのさねんみよ
(54)
このたびハこのかやしをばするほとに
みなとこまでもしよちしていよ
(55)
けふまてわなにもしらすにいたけれと
さあみへかけたゑらいたのしみ
(56)
このみちハどんな事やとをもうかな
せかい一れつむねのそふぢや
(57)
この事ハなんの事やとをもている
神のざんねんはらす事やで
(58)
このさきハとこの人ともゆハんてな
むねのうちをばみなみているで
(59)
けふからわ月日でかけるはたらきに
どんな事をはするやしれんで
(60)
いまからの月日はたらきするのハな
どこでするともたれもしろまい
(61)
高山もたにそこまてもせかいぢう
一れつをみなあゝちこゝちと
(62)
月日よりせかいぢうをばはたらけば
このをさめかたたれもしろまい
(63)
それゆへにこのしづめかた一寸しらす
一れつはやくしやんするよふ
(64)
つとめてもほかの事とわをもうなよ
たすけたいのが一ちよばかりで
(65)
それしらすみなたれにてもたん/\と
なんどあしきのよふにをもふて
(66)
にんけんハあざないものてあるからな
なにをゆうともしんをしらすに
(67)
けふまてわとんな事てもゆハなんだ
ぢいとしていたこのさねんみよ
(68)
これからハ神のをもハくするからハ
とんな事をばするやしれんで
(69)
いまゝてハなにもゆうたりをもふたり
まゝにしていた事てあれとも
(70)
このさきわ神がしはいをするからハ
とんな事てもまゝにてけんで
(71)
にんけんのめゑにハなにもみへねども
神のめゑにハみなみへてある
(72)
こしらゑをやるのハしばしまちてくれ
とろみづなかいはめるごとくや
(73)
いまゝでハとんな事でもゆハなんだ
けふハなんてもゆハねはならん
(74)
もふけふハなんてもかてもみへるてな
こくけんきたら月日つれいく
(75)
けふの日ハもふぢうふんにつんてきた
なんときつれにでるやしれんで
(76)
つれいくも一寸の事てハないほとに
をふくみへるがたれもしろまい
(77)
いかほとのたかいところとゆうたとて
もふけふからわもんくかハるで
(78)
さあしやんこれから心いれかへて
しやんさだめん事にいかんで
(79)

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