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第9号

いまゝでハなにをゆうてもにんけんの
心のよふにをもていたれど（1）
このたびハなにをゆうてもにんけんの
心あるとハさらにをもうな（2）
どのよふな事でもしかときいてくれ
にんけん心さらにまぜんで（3）
月日よりどのよな事もしいかりと
ゆいかけるでなこれきいてくれ（4）
月日よりやしろとなるを二人とも
べつまへだてゝをいてもろたら（5）
なにゆうもそれよりしかとうけよふて
たすけするぞやしかとみていよ（6）
このさきハどのよなたすけするのもな
みなうけやうのもとであるから（7）
どのよふな事をゆうてもけさんよふ
たしかきゝすみしよちしてくれ（8）
このさきハどんなむつかしやまいでも
みなうけよふてたすけするぞや（9）
にんけんにやまいとゆうてないけれど
このよはじまりしりたものなし（10）
この事をしらしたいからたん／＼と
しゆりやこゑにいしやくすりを（11）
これからハなにかよろづをみなとくで
どんな事でもしかときくなり（12）
これまでもたいてはなしもといたれど
まだゆうてないしんぢつの事（13）
けふからハどのよな事をゆうやらな
月日の心まことせきこみ（14）
にち／＼になにせきこむとゆうならば
月日とびでるもよふばかりを（15）
このはなししいかりきいてしよちせよ
どんな事をばするやしれんで（16）
このさきのみちのよふだいしいかりと
きゝわけてくれ月日たのみや（17）
月日よりとびでた事をきいたなら
かんろふだいをばやくだすよふ（18）
かんろたいすへるところをしいかりと
ぢばのところを心づもりを（19）
これさいかたしかさだめてをいたなら
とんな事でもあふなきハない（20）
月日よりとびでるところ一寸はなし
高いところやとふいところい（21）
そのはなしきいたるならば一れつわ
なんと月日ハゑらいものやと（22）
せかいぢうみなたん／＼とゆうてあろ
その日きたればむねかはれるで（23）
いまゝでハ三十八ねんいせんから
むねのさんねんまこときのどく（24）
このたびハどのよな事もしいかりと
みな一れつにしらす事なり（25）
しらするもなにしらするとをもうかな
もとなるをやをたしかしらする（26）
このよふな事をゆいかけしらするも
なんの事やらたれもしろまい（27）
このよふを一れつなるにしんちつを
たすけたいからしらしかけるで（28）
いまゝでにないたすけをばするからハ
もとをしらさん事にをいてわ（29）
いまゝでもしらぬ事をばをしへるハ
もとなるをやふたしかしらする（30）
元なるのをやふたしかにしりたなら
とんな事でもみなひきうける（31）
このはなしたれがゆうとハをもうなよ
月日の心ばかりなるぞや（32）
よろづよのせかい一れつみハたせよ
やまいとゆうもいろ／＼にある（33）
このたびハどんなむつかしやまいでも
うけよてたすけかでんをしゑる（34）
これからハたしかにやくみゆてきかす
なにをゆうてもしよちしてくれ（35）
このたびのなやむところハつらかろふ
あとのところのたのしみをみよ（36）
さきよりにせへいゝばいにことハりが
ゆうてあるぞやしやんしてみよ（37）
どのよふな事をするにもさきいより
ことわりたゆへかゝるしことや（38）
このはなしどふゆう事にをもうかな
月日ぢうよふしらしたいゆゑ（39）
しんぢつにこの一ぢよふはや／＼と
月日の心せへていれども（40）
そばなるにいかほど月日たのんでも
きゝわけがないなんとさんねん（41）
どのよふな事をゆうてもいまの事
なにをゆうとハさらにをもうな（42）
だん／＼となにのはなしをするにもな
さきなる事をばかりゆてをく（43）
これからハなにのはなしをするならば
かんろふだいのはなし一ぢよ（44）
いまなるのかんろふだいとゆうのハな
一寸のしながたまでの事やで（45）
これからハだん／＼しかとゆてきかす
かんろふだいのもよふばかりを（46）
このだいをすこしほりこみさしハたし
三尺にして六かくにせよ（47）
いまゝでにいろ／＼はなしといたるハ
このだいすへるもよふばかりで（48）
これさいかしいかりすへてをいたなら
なにもこわみもあふなきもない（49）
月日よりさしずばかりでした事を
これとめたならハがみとまるで（50）
これをみてまことしんぢつけへこふと
これハ月日のをしゑなるかよ（51）
このだいがでけたちしだいつとめする
どんな事でもかなハんでなし（52）
このだいもいつどふせへとゆハんでな
でけたちたならつとめするぞや（53）
これさいかつとめにかゝりでたならば
なにかなハんとゆうでないぞや（54）
これをみよたしかに月日ぢきもつの
あたゑしいかりたしかわたする（55）
とのよふな事でもたしかしんちつの
しよこなけねばあやうきい事（56）
これからハとのよな事もたん／＼と
こまかしくとくこれそむくなよ（57）
このはなしなにをゆうやとをもうなよ
かんろふだいのもよふ一ぢよ（58）
このだいもたん／＼／＼とつみあけて
またそのゆへハ二尺四すんに（59）
そのうゑゝひらばちのせてをいたなら
それよりたしかぢきもつをやろ（60）
ぢきもつをたれにあたへる事ならば
このよはじめたをやにわたする（61）
天よりにあたへをもらうそのをやの
心をたれかしりたものなし（62）
月日よりたしかに心みさだめて
それよりハたすぢきもつの事（63）
月日にハこれをハたしてをいたなら
あとハをやより心したいに（64）

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