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旧東京出張所なる東分教会所の井戸掘替に付伺

さあ/\/\/\、水一条の理を尋ねる/\。さあ/\尋ねる処/\/\、前々一つ元一つ、それより一つの理、どちら/\、さあ尋ねる処、さあどちらでもよいで。どちらでも掘るがよいで。

押して、水の清きようにと御願い申し上げし処
さあ/\水々、水のあたゑ、さあ/\水のあたゑは、心一つ、人一つ、人一つの理による。

又、古井戸埋立の伺
さあ/\十分の理を見て、それより心一つの理に委せ置こう。
【説明】
(1) 従来からこの屋敷にあった井戸は水量も乏しく水質も不良なので、井戸の堀り替え願い出て、井戸掘りをしたところ、仕上がった井戸は水量も豊かで水質も清水で東大教会の初代会長は「せい水のさづけ」を取り次ぐのに、この井戸の水を汲ませて取り次いだ(「東大教会史・第一巻」259頁参照)。 (2) 従来の水がどうであろうと、精神一つの理によって清水が与えられる。心一つに清濁がある。
【摘要】
(1) 井戸水は天のあたゑである。 (2) 井戸水が濁るのは、水筋に清濁があるのでなく、心に濁りがあるのである。 (3) 従来の水がどうであろうと、精神一つの理によって清水が与えられる。 (4) 井戸水が十分湧かぬ場合は、心を浚え、これで自分は十分であるというたんのうの心を定め、水は天のあたゑであるということを心に治めることである。 (5) 井戸掘りは皆の心に、これならという精神が定まれば許しおく。

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