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船場分教会所普請落成に付、陰暦九月八日、九日(陽暦十月二日、三日)に落成式致度御許し願

さあ/\尋ねる処、心置き無う何かの処運んでくれるよう。皆心置き無う。一日一日日定め。何かの処心置き無う、心揃えて何時なりとも心置き無う。

同日、開筵式に付、郡山分教会並に兵神分教会所同様式御勤の処御許し願
さあ/\十分治まりの理を以て、一時運ぶ許し置く。何でも順序第一、心置き無う運んでくれるよう。

同日、本席招待に付御出張御許し願
さあ/\三日だけの処、三日よりどうもならん。三日だけ。

押して、三日だけは中三日御許しの願
さあ/\三日切り。又一日という、その時の事情以て一日という。

同日、本席の随行御許し願
さあ/\一名二名三名、どうでも三名。少のうてもいかんで。三名という理を聞き分け。何かの処三三の理。

同日、船場分教会所へ梅谷四郎兵衞籍を持て入込む事願
さあ/\尋ねる処、先ず/\当分理を治まるよう、それ/\理を寄せ。暫くの処順序理を寄せ。これまでならん中、多くの中、なか/\の中、世界の事情一時治まる。神一条の理どうであろ、思うた処で治まると言うたら十分。それ/\心尽し十分心受け取る。一時一つ何でも生涯末代。この理一時聞かし置く。治まるというは、心一つを以て治まる。しっかり聞いてくれるよう。

押して、梅谷入込む処御許し下されますか伺
さあ/\治まる理を以て当分暫く、一時誰どれ治まり難くいから、順序を以て心置き無う、主も心置き無う。
【説明】
(1) この際、生涯末代神一条に勤めるという理を聞かしておく。治まるというのは心次第であるという意味で、梅谷氏は入信以来九年目にし教会に住み込み、道一条の生活にはいるのである。
【摘要】
生活水準の上昇に伴い、道一条の生活は一層困難であるという見方もある。しかし何といっても道一条の生活こそ、親神の度々の理に受け取って頂く道である。  これは全く、その人のいんねんによるのである。いかに反対であっても、旬が来たならば待ったなしに、そうならざるを得ないのである。  お道に財産をつくすことはいんねんを洗いかえるためである。その際反対に会い、また本人も不安に思うであろうが、そのために教祖のひながたが示されてあるのであり、教祖の理にもたれて通るならば、やがて闇夜が明けるような道に出ることが出来る。  いんねんならば、お道を通らなくても財産を失うようになるのであり、お道になったから財産を失ったというのではなく、失うべき旬が来たのでお道に手引きしていただいたと悟るべきである。  道一条を通る者は、 (1) いんねんの自覚とその洗いかえ (2) をやにもたれてをやのひながたをふむ (3) おさづけを取り次ぐ (4) だめの教えたるゆえんをよく治める (5) 将来を楽しむ ことが大切である。

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