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刻限御話

さあ/\/\/\早く/\知らす。どういう事を知らすなら。これまで/\だんだん説いたる処、これ/\書き取って理を知らせ。前々説いたる処、何を説いたるという。天理王命どういう神であろう、何であろう言うて暮らす、年々通り一時という、どうも計り難ない。応法聞けばだん/\一年々々、理を見ればいかなる理も知らず、一度不思議々々々を以て、世界の理を以て計り難ない道とは思う。そうそううん/\実際の処、どっから眺めても実際の処が分からん。私考えの処、今どっから/\理を知らせある処、不思議世界の処にて、日本国中にて賑あう事が大変。何事がある、ふん/\これより大層な、どういう事も聞き流し、ふん/\第一の所に元始めたをやの証拠、元々夫婦に成った一つの理には、代々又続け繋ぐ/\。大変な事を言い掛けたな。これで元の神、元のをやの理に、人間生れる処、人間生れ代々続く。そうしてどうじゃ、人間生れるをびや許し。それはどうじゃ/\、さあどうじゃ。をびやさんしき許す、それはどうじゃ。すっきりと今一時出来る、たゞ一つ出来て了う。すっきり常の通り/\。さあどうじゃどうした、常の通り産をして了う。常の通り毒は要らず。いつ/\すっきりいんじりとも動かず/\、僅かの日じゃで。皆世界一時、そのまゝ常の通り、これが第一をや人間始め証拠。世上に幾重々々の理がある。成程々々これまで言うた理、残念の道が分からなんだ。道理上世界の道、さあ/\又話の理を聞かし置かねばならん。一つの理を諭し合い、いつ/\国々治まる処、世界中一つの理、さあ刻限の話長い話はせん。短き一つの理を諭し、十分あちらこちら駈け廻り、前々伝えたる話、前々世界中、どんな事も見るや聞くやろ。世界あちらで始め掛け、どうでも始め掛け。どうでもいかん。あちらでも本部々々、こちらでも偽の本部、十分成る成らん理をどうして来た。あれがどうする、これがどうする処思うてくれな。暫くの処、知らん者の言う処、前々話の処通るなら、そこで日々取り扱い、日々扱い暫くの間、日々の処、一人どうしてなりと事情授け居る/\。早く/\という。暫くの処、日々の理と思うやろ。日々の処、三名にせまりて、又三名六名として思うように行こまい。なれど暫くの処、秘っそ/\にして、本部々々急いて/\知らせ。世上の理を抑えたで。世上には本部々々名代、世上どうして運ばにゃならん。暫くの処、もとの三名、取次たった二名、身の処を聞く。長く聞いて分からん、身上の理を聞いて分からんじゃ、いついつ同じ事。だん/\日々身の障り、いつ/\こうという事どうもならん。そこで刻限を以て知らさにゃならん。もと三名の処、いつどう成ったという、いつにどう成ったやら、さづけ/\何時止めるやら、始めるやら分からん。何程あるやら、今暫くの処どうやろな。実々知らするによって、実々身の障りの処、すっきり断って置くよう。その場/\出来る。今暫くの処、すっきり断って置くよう。
【説明】
(1) 出産のたすけとしてをびや許しを出しているが、これはどういう理かと言えば、をびや許しは三つの御供を授けて許す。これを戴けば、すっきりと安産をさす。常の通りしていれば、お産をしてしまう。常の通りで腹帯も毒忌みもいらない。何時でも、すっきりと少しの身動きもすることもなく、わずかの間に安産をさせる。皆、世界の者も、出産に当たって疑いの心をなくして、神の教え通り、そのまま常の通りにしていれば安産をさせる。これは人間を創めかけたをやが、人間宿しこみの元なるぢばに現れている何よりの証拠である。 「をひや許しを受けた者は、必ず皆引き受けて安産さす。をびや一切常の通り、腹帯いらず、毒忌みいらず、凭れ物いらず、七十五日の身のけがれも無し」(「稿本天理教教祖伝」参照)。
【摘要】
(1) をびや許しは「元始めたをやの証拠」「をや人間始め証拠」として出される安産の許しである。 (2) 百人分(現在は三千人分)の御供をかんろだいへ供え、をびやづとめを勤めて御供を授けられる。 (3) 「三日三夜に宿し込んだ」という理によって、三粒入りの御供三包みをいただく。すなわち「身持ち一つ、早め一つ、後浄め一つ」である。 (4) 人間宿し込みのぢばの理を伝えて、をびや許しを出すこと。 (5) をびや許しを戴けば、常の通りして毒忌みなどをする必要もない。すっきりと安産をさせる。 (6) をびや許しを戴いて、帰宅前に生まれた場合「小人一人の理は三つ許してある」のであるから、残りを全部「清め治めの御供」としていただく。

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