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春野ゆう六十八才喘息障り伺

さあ/\実際事情、身の処尋ねる。よう聞き分け。聞き難ない。長らえての処、長らえて月日年限、事情一寸に分かろうまい。身の処切なみというは忘れられまい。身の処心得ん、切なみ忘られん。尋ね一つの事情、成程身も十分なるものであろう。いつ/\分かり難ない、事情という。いかなるいんねん事情聞き分けるなら、身も鮮やかという。いんねんという。身上一つ鮮やか、身上切なみ、いんねんの事情諭し置こう。聞いて定める。速やか事情、速やか事情定め。事情諭そう。一寸の理があれども、安心々々の事情分からいで切なみ。難儀さそう、不自由さそう神はあろうまい。人間幾何名の子でも可愛い。神も同じ事。不自由難儀は人間にとていんねん、身上速やかなれば心も勇む。世上いんねんの事情から見て、身上速やかなって、今一時道を定め。一時どう、急いで心を定めてくれるよう。
【説明】
春野ゆう、本部員春野喜市祖母。 人間を難儀さそう不自由さそうという神はいない。人間は何人子供があっても、可愛いが、神も同じことである。人間が不自由難儀するのはいんねんのためである。世上のことを見てよくいんねんの自覚をし、身上の御守護をいただくように、今直ちに道一條になる心を定めてくれるように。という意味で、ぜんそくは、道一條の心定めを急くことを指示されたのであろう。
【摘要】
ぜんそく(喘息)は発作的に起こり、呼吸困難で、気管支性、心臓性、尿毒性、神経性等の種類があると云われている。いずれにしても、はげしくあえぎせきこむのである。身上さとしの場合、神意に添うことをせきこんいられるが、病状と合わして考えると、成程と合点がいくであろう。

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