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本席御身上腹張り胸つかえる事に付伺

さあ/\尋ねる/\処、人数皆揃うて居るか。一つの話、話はよう聞き分け。聞いて何か順序運び掛ける。話通りの理を通らねば何もならん。このやしきは何やしきと言うか、聞いて居るか。神やしきと言う。神やしきならば神のまゝ聞くならば神が支配する。これはこうして置け、どうして置けと言うならば何にもならん。さしづ通り出来んとすれば、さしづは要らん。尋ねるにも及ばん。皆んな話にも及ばず。前々難しい処運びを付けて、前々の理を立て替える。難しいてならん、どうもならん。どうなるもこうなるも神やしき、神のまゝ皆いんねんを以て連れて帰る。どうこうと言う心は持たんよう。どうしたらどう成るこう成る、めん/\も一人の主ならば、世上のため何か事情、成る日成る理は成ろまい。成る年限は成ろまい。何でも彼でもこれにも自由という理を諭してある。自由は誠一つという。誠一つ無いから何よの処も分からん。丹精尽すは世界一つの道理や。難しい事をせいとは言わん。成る理だけの事や。前々の道、皆一つの理世界という。一日の日も信心、十日の日でも信心、一年の日でも信心や。陰ながらも千日であろうとも受け取る。道の理、幾らあるも聞き分けるが神や。めん/\神一条の道、成程一日、神一条の道は知って居ると言うも、それだけの理を運ばねば何にもならん。神一条の理をめんめん分かったとも言われまい。このやしきは鏡やしきと言うは、映るが鏡やしきと言う。鏡やしき裏も表も日々の処照らしてあるが、理というは、どんな理もある。前前の理にもさしづある。一つの理、談じ合いの理が合わねば難しい。何にも難しい事はない。皆めん/\より難しいするのや。皆出て来る処、皆親里や。一度は親里や。一人一つの子やない、一人一つの理やない。理だけ諭して置くから、これまでいんねんの理、どうせいこうせい言わん。皆んなこれまで見たであろう、聞いたであろう。分からん中一つの理を聞かすなら、運ぶなら、何よの処もこの理をよう聞き分けてくれるよう。

押して、今の納屋を取って裏へ移して宜しきや、又、そのまゝにして宜しきや伺
さあ/\広く/\、広くする/\がよいで。

さあ/\広くにしてこれでよいというは、未だ/\や。一つの理を今と言うて今事情は今にある。成程という理に運ぶよう。何か一つに治め、神一条の理に運び来るなら、何時なりと始めてくれるよう。又心にこれだけこうして置こう、心に一つの理があれば始めた処がどうもならん。一人の心の理があってはどうもならん。見難くうてはいかんで。すっきりとして広く/\。これでよいと言うは先やで。広く広く一寸々々、今の処はほんの仮家、一寸して今一時は風吹き雨凌ぎ/\や。順序来て広くして、それまで建て出し。あんな事何を言うやらと思うやろ。年限来たなら何でも彼でも見せにゃならん。なれど先を楽しみて居るなら分かるやで。めん/\こう心がむさくろしい。そこらあたり塵だらけでは、成程の理が治まろまい。これでなあ、あちら見苦しい一つの理を離れまい、楽しみ成ろうまい。前々急がしいと言うて、前々にも諭してある。世上はお陰やと言う。旬になったら急がしい。お陰お陰。年限明けたらと言うても、どんな事やらと思うて居た。よう聞いて置け。尋ねるならどんな事でもさしづしよう。さしづ通りすればどんな事もさしづする。不自由しようとて不自由はさせん。諭しても理が運ばねばどうもならん。そこでこれだけの事を諭して置こう。

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