おさしず検索


安井藤市三十才(江州鴨郡綾戸村斯道会百二十六号講元)

さあ/\だん/\の席返し/\の席をして、一日の日は生涯、心一つの理を以て一つ席とす。席の順序一つの理はよう聞き分け。生涯の理を諭そ。生涯の理を諭するには、難しい事は一つも言わん。どうせこうせこれ言わん言えんの理を聞き分けるなら、何かの理も鮮やかという。それ人間という身の内という、皆神のかしもの・かりもの、心一つ我がの理。心の理というは、日々という常という、日々常にどういう事情どういう理、幾重事情どんな理、どんな理でも日々皆んな受け取る。日々に皆んな受け取る中に、たゞ一つ自由という一つの理。自由という理は何処にあるとは思うなよ、たゞめん/\精神一つの理にある。日々常に誠一つ。誠の心と言えば、一寸には皆弱いように思うなれど、誠より堅き長きものは無い。誠一つが天の理。天の理なれば、直ぐと受け取る直ぐと返すが一つの理。よく聞き取れ。又一つ一名一人の心に誠一つの理があれば、内々十分睦まじいという一つの理が治まる。そら世界という成程という、成程の者成程の人というが、常に誠一つの理で自由。よく聞き取れ。又一つ、これまで運ぶ尽す中に、互いや扶け合いという。互いや扶け合いは、これは諭する理。人を救ける心は、真の誠一つの理で、救ける理が救ける。よく聞き取れ。又一つ、これまで運ぶ尽す一つの理は、内々の事情理、めんめん事情理に治め。これより先永く事情に、たすけ一条のためこうのうの理を渡し置こ。さあ/\授きよう/\。あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これを三遍又三遍々々々三々々の理を授きよう/\。さあ/\しいかり受け取れ/\。

TOP


お道のツール