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喜多よし足の障りに付願

さあ/\尋ねる処/\、よく事情身の処から一つの理を聞き分けるなら、一つの理は諭しよう。さあ/\難儀さそう、不自由さそうと思う親はあろうまい。長々の道の理を聞き分けてくれねばならん。あちらへ障る、こちらへ障る。いかなる道も通さにゃならん。難儀不自由はさゝんで。さあ一日一夜の日を切って願うがよい。
【説明】
喜多よし、本部員喜多治郎吉夫人。 難儀さそう、不自由さそうと思う親はないであろうが、いんねん納消のためには、長い道中を通らなければならない理を聞き分けてくれなければならない。いんねんならばあちらへさわる、こちらへさわる、どのような道も通さねばならないが、難儀不自由はささない。一日一夜の日を切って願うがよい。という意味で、足の障りは、いんねん納消の道を勇んで通れということを指示されたのであろう。
【摘要】
足は、歩くものー通るものー運ぶものー実行するものーである。足の障りについて、、(1)因縁納消の道を通れ(2)一段又一段成人の道を歩め(3)相手に心の尽くし心の運びをせよ――まず自分がたんのうし、先方にもたんのうしてもらう(4)定めた事情を早く実行せよというおさとしは、足の機能から考えると、よく納得されるであろう。

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