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増野正兵衞国元より戻りておさしづ

(正兵衞母の急病に付、国元へ戻らせ頂きしも、最早や妹たけは八月十一日、母は十二日午前五時、両人共出直し致せし後にて、家督の処も順序定め、葬儀相済まし、十六日無事におぢばへ帰らせて頂きました、処が帰り道中にて、和船と突当り、九百石積の和船はみじんに砕け、蒸気船は無事におたすけを蒙りしに付、御礼を申上げし際おさしづ)さあ/\事情尋ねる/\、一時事情どういう事であった。思う一時どう思やんどうなろう。一日の日、内々の事情どういう事であった。心は後々安々十分治まる。めん/\遠く事情、事情不思議もある。事情は一日一時戻りたる、鮮やかという。どういう事も、こういう事も危なき事情は無い。前々遁れん事情有って、何たる事情も見にゃなろうまい、通らにゃならん。通る事情危なき事情無い。危なき事情は無いという心を定め。内々事情どんな事情も治まる。

同時、不在中帰る頃より春野ゆう身の障り、又着の前日より増野いと身上の障りあり、いかなる事を御知らせ下されしや伺
さあ/\尋ねる処、さあ/\あちらこちら尋ねる事情、尋ねる心を治め、心を鎮め。聞けば見れば一つの心、これはどういう事である。日々の心事情聞き取って、心に事情取り替える。事情案じる/\と切りは無い。どういう事も成るよう行くよう、大き事情治めてくれるよう。何程案じても、案じたように行かん。日々の処に切なみを見にゃならん。

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