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増野正兵衞咳出で身上しんどくに付伺

さあ/\だん/\それ/\内々と言えば、こうなればどうなろう、日々の事情案じどうなろうか知らん、身上速やかなれば何にも思やせん。人間生れ更わり立ち更わり、事情もしつ/\の理、自由自在内々事情案じる事情は要らん。目に見えて目で見てその日の事を言うなら程らえ。前々諭してある。身上の理が案じる事は要らん。はたから見て捨てゝ置けんという事情でも案じる事は要らん。神の理を諭する。小人という、身の障り身の不自由、何たる日も月も、理を通り心という、速やかという、内々案じる心を持たずして、又、成らん事は無理にとは言わん。成るよう行くよう、何程思うたとて成りゃせん。天然自然心勇むなら身も勇むという。これをよう聞き取らにゃならんで。
【説明】
(1) 増野正兵衛氏 本部員。 (2) 生まれ更わりの事情も重ねて来たから、今生どんな事情も出る。しかし親神が、自由自在に働いて守護しているから案じることはいらない。
【摘要】
(1) 人間は、この世に今まで幾度となく、生まれ更わり出更わりして来ているもので、前生のいんねんを自覚することが大切である。 (2) 自分の身上にあらわされていることを見、あるいはまた世上の人々の姿を見て、前生のいんねんをさんげしたんのうの心を治めて通ることが大切である。 (3) この世に生まれかわってくるのも、親神の守護による、誰が誰の生まれ更わりであるかは親神のみが、すべてご存知である。お知らせいただいているところから、親戚または身近なところに生まれかわってくるものと悟らしていただくことができる。 (4) 人間は生まれ更わりによって、この世に永遠に生かしていただくことができる。ここに末代かけての信仰の有難さと喜びを味あわせていただくことができる。

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