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永尾たつゑ身上不足にて赤き小便出るに付願

さあ/\小人一人身上心得ん。よく事情聞き分け。身上どういうものと思う。めんめんそれ/\も聞き分け。身上に不足あれば何の勢も無い。身の処身の障り、一つにはせいぶん事情、どれも心得んならん。一時若き事情、先々の処長らえると思う。早く/\急ぐ処もある。小人から事情真実の事情、何程若きと言えど一つの事情聞き分け。さあ/\一日に話す事情これまでという。ふわ/\した事である。心を踏み止め、先々は世上より成程の者と言う。事情無くばどうも計り難ない。義理や法と言うて尽す決まり。若きといえども一つの功を積み、名を遺すよう。さあ身上速やかなれば又々尋ね出よ。一つの席を許そう。
【説明】
永尾たつゑ、本席様息女。 何程若い者といっても一つの事情をききわけよ。今日特に話をするが、これまでは落ち着かずふわふわしていた。心を落ち着かして、将来は世間から成程の者というようにならなければならない。事情がなければどうも解りにくい。世間でも義理や法律といって尽くすきまりがある。ましてお道の者は、若き者といえども、一つの効能を積み名を残すように。という意味で、赤き小便出るのは、しっかり効能の理をつむようにと指示されたのであろう。

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