おさしず検索


増野正兵衞身上障り伺

さあ/\身の処いずこ一つ思案、一つ道分からん。よう聞いて置かねばならん。さあ先々日々送る処、日十分来る、一日取って出越す。一ついかが、一つ思案。どういう事聞く。年限早く明けねばならん。聞き分け置かねばならん。十分急がしうて、急がしうてならん。どうか一つ道、もう/\何に思案。聞けば心済みならん。月々年々道よう聞き分け。聞く心以て事情、外の儀無い、誠一つ遠く所よらん、内外によらん、ぢばにあらん。どういう道から始まる。いかなる道もあろう。天然自然成り立ち、幾重成り立ち、広く道あっても、通れん道は通れん。何程事思う。案じ一つ身上一つ心、めん/\いかなる道も寄せ。前々胸の思案、苦しや。たゞ一つ道、天然自然というはこれまでの道、一つ胸締まり、第一何なる事もさしづして置く。

TOP


お道のツール