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増野正兵衞口中歯に付伺

さあ/\日々処、まゝ大抵十分の処、思う処障る。一日送る日、年々経ち来る道、身の処に障り不自由無く、めん/\真実さえ定めるなら、長く末の年限、天然自然の道よき処、事も日も、何たる日もある、年もある。何でも彼でも付けて来たる日もある。身の障り話し思案して、思いからいかなる聞き分けねば分からん。

さあ/\身の処治まる、一時治まる。さあ今一時道の道、いかなる内々一つ、他所道、又々一つぢばの道もある。心治め聞き分け。内々一つ処、一寸何か一つ案じ、見るある聞いたる。日々長々道中退屈出る。一寸事あると思う。世界聞けばまゝめん/\心一寸定め。道定まらん。定めた道という事、道日々、日ある。
ぢばには先生方打揃いあるに付、播州から招待受けたら参り候間御許し下さるや、又ぢばに止まって宜しきや伺

さあ内も世界もある。ぢば一つ所もある。経ち来る処、こうかえと思えば、だんだん道来る道も、どうせとは言わん。三十日も経つ。道治まってある。日々一つ道付いてある。道すがらこれはという日もある。大抵の道伝えが出来てある。一日いずれ行く。遠き所、同じ一人なり、話伝え、十分手はあれどもと思えども、三人五人きりでは何も届かず、何時とも分からず、一日でも用が無いと見えど、三人五人ではどうもならん。あちらでも順序運ばねばならん。一寸も話聞かさずでは分からん。幾重話も聞かせば分かる。手が少のうては分からん。万事話せねば分からん。そこで、手が少のうてはどんならんで。忙しては心がどうかこうかて、一人や二人では角々の話も出来ん。道の道が分からん。話一条で聞くのやで。一寸そこ/\話では分からん。そこで五人十人も要る。珍し事も話理で救かる。分からねば何でもない。これをよう聞き分け。また先々伝えて居る処もある。二つ三つも障りでも待って居る。どうでも聞かせねばならん時刻もある。

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