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平野トラ腹痛の願

さあ/\事情尋ねる事情、どういう事であろうと思う。不思議なる処、どういうであろう。事情という、心得ん。事情いかなる内々一つの事情、何か万事という事どういう事も一つの事情、一人に掛かる。見る処聞く処治め方一つ。めん/\それそれ身上一つ、どれだけ思えども治まるまい、言い/\事情取れば一寸に分かろまい。身に一つ事情あれば思うように出来ん。この事情聞き取って、めん/\万事の事、人事めん/\一名一人のそらと言うたら身の処心楽しみ。どれだけの事、これだけの事、楽しみ一つの事情であろ。身上一つ案じ無き、案じる事は要らん。よう聞き取ってくれ。
【説明】
平野トラ、郡山大教会初代会長平野楢蔵夫人。 腹痛になることは得心のいかないことで、どうしたことかと思うであろうが、それは内々に一つの事情があるためである。しかし何かいろいろの事情も、一人の者が見たり聞いたりするところを、うまく治めるかどうかという、ただそのことによって、うまくゆく。という意味で、腹痛は、どんなことも腹に治めてたんのうして通れということを指示されたのであろう。
【摘要】
腹痛には(1)理を十分に治めること (2)理を聞き分けて運ぶこと(実行すること)をさとしていられる場合が多い。りは特にいんねんの理、たんのうの理を指していられるように思われる。

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