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撫養支教会を分教会に引き直しの願

さあ/\尋ねる事情、元々という、事情々々は一つ一寸始め掛けたる。一つにはだん/\事情所々という。一時の処、十分許し置くによって、心置き無う取り計ろうてやるがよい。
【説明】
(1) 撫養は支教会として教会設立を許されてのち、分教会に引き直しを許された最初である。 (2) もともと教会設立を許した時に、分教会引き直しの事情については始めかけてある。これからだんだんにこの事情につき所々にその理を許すから心置きのう取り計ろうてやってくれ。
【摘要】
昇格のうち昇級分離については、分離の項で扱ったが、分離事情に関係ない昇格の事情については本項にまとめてみた。昇格のおさしづは数多く、内容の面から代表的なものとして上の4ヵ所を取り上げたが、もとより神意は一つで、既に分離事情の中で言いつくされているが、改めて教会引き直しのおさしづからうかがう要約は、次のごとくである。 (1) 教会はお許しを戴いた時に、いずれは支教会、分教会と引き直される理があるのであって、その事情は教会設立お許しの時に始めかけてある。 (2) 皆の何でもどうでもと心一つに揃えて勤めたところに昇格の理があり、その一つ心につとめた精神の理に昇格を許そう。

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