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春野千代身の悩み伺

さあ/\尋ねる/\。一度二度尋ね印ある。印見て事情。だん/\一日日処、やれやれ一つ治まり、やれ/\治まり出来難ない。又一つ身上一つ事情大層。一寸一ついかなる、聞かせども事情、心柔らこうせにゃならん、どうせにゃならん、よう聞き分け。聞かねば今一つ、よういかなる、一寸暫く、一つ成程、一つ踏み止め、一つ道を運び難ない、聞き難ない。幾重諭せども、聞く時、理とわと理と踏み止めならん。聞くとわとと、理を踏み止める事出来難ない。だん/\処、こうのう一寸弛む。理と理と治まらんから、身上何でも/\こうのう。その処ずっと治まるまい。実の理でそのまゝじっと治まる。こうのう聞く理わと聞き、踏み止めば成らんでない。やれ/\思う。暫くすると、後へ戻る。踏み止める事出来難ない。余程大層。右件に付、運びのため神戸へ帰る伺さあ/\大層、一寸事情運ぶだけ、めん/\だけ運ぶ。めん/\身のため、それそれため、心というは運ぶ心、内々何かの一寸何して運ぶ。日々所にて。

又心得のため伺
さあ/\身の処心得ん。内々処、それ/\どういう心あろうまい。こうしたならばどういう事情もある。速やかという話、内々心、心掛かり/\、事情ようある。又又だん/\幾重あるから、治まり居て治まり事情。

春野千代悩み伺
さあ/\よう聞き分け。二度三度処、まあ理が有るか無い処、よう聞き分けさせ。身の処切なみは速やかとなる。痛み悩みは一寸発散は出来る。先ず/\一寸出来ても、とても/\心が退かん。こう成るよう、とても心が決まる事出来ぬ。そこに一つ理があるで。一寸踏ん張り、どちら/\話し、ほんに思う。めん/\身上処分からん。ほんにいろもの、白黒が分からん残念。どういうも一つ、成らんから大層、大層今日は余程浮く。日々思う処違うてある。成程理は成程思うて、めん/\聞き分けねば分からん。めん/\身上、心大層々々、一寸一つ十分道は運んである。ならんからならん。運んでなら、何ぼでもならん。ならんこの理を聞かせ。

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