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清水与之助身上の願

さあ/\身上々々に心得ん。尋ねる/\からこれ人々の事情替わり/\諭する理にさら/\、たゞ一つの所、ぢばに一つ治まった。だん/\あちらこちら治まりあって一つの事情、どんな事一時に治まり、替わり/\一つに事情、もうこれ刻限の事情から眺め。どういう事ふしという。遠く知らす。取るや否や、思う処又皆寄せた。深き事情に尽す。日々に受け取る処皆一つの心という。身上不足あって尋ねる。皆談示一つの心に治めてくれるよう。身の処案じる事は要らん。皆これはと揃えてくれ。又さあ日々いかなる道具、理という道具、日々に使う事出来まい。どんな道具心だけ動く。何程良い道具でも、心だけ動く。何程良い道具でも心さえ無くば動かん。注意々々風も無ければならん、舵も無ければならん。風と舵と無くば動かん。万事さしづ。これを聞き分けてくれるよう。

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