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松村吉太郎腹つかえ胸痛むに付願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも心得ん事情である。身の処心得ん/\事情じゃあろうまい。一時一つの理を運ぶ中や。尽す中や。心一つの理集め尽す運ぶ理は、日日に受け取る。又々一つの事情どういう事、身の処心得ん、よう聞き分けて置け。多くの中、だん/\の中、善き事一つ又一つ、万事一つの理に掛かる。当る先々の道も長く、一時の処諭す理と、分かる分からん一つの理がある。これより先長く、心も長くの道、日々である。日柄刻限の道までも、前々事情に諭してある。理を治めてくれるよう、聞き分けてくれるよう。
【説明】
松村吉太郎、本部員。 一心に尽くし運ぶ理は日々に受け取る。これより先長いのであるから、心も長く、日々しっかり尽くし運ぶようにと前の事情にさとしてある理を治め、聞き分けてくれるように。という意味で、胸痛むのは、理を治め聞き分けよ、ということを指示されたのであろう。
【摘要】
胸は”胸の思い”等言うように、昔は心のあるところ、即ち精神作用の根源地と考えられていた。胸痛は、神意が治まらず、神意に添いきれず、案じ心を遣ったりして、不足する人間心をいましめていられるものが多い。一般に痛みは、不足の心のきつい場合に見せられるように思われる。

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