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永尾きぬゑ腹痛烈しく頻りに泣き、乳上げるより願

さあ/\小人事情、いかなる事/\理を尋ねる処、さあ身の処に事情、一時どういう事、いかなる事と思う。何が間違う。思う処聞き分け。万事成る成らん処から、一時理を聞いて速やか。理を聞き取り尋ねる。一つ心理を聞き分け。小人何であろうと思うばかりでは分からん。諭した処聞き分けて鮮やか心定め、理は生涯、これ聞き分け。日が経てば薄くなる、心でいつ/\までと、万事治まろまい。いつ/\までえゝは/\、よいは/\では頼り無い程に。互い/\付きやい/\と皆間違うて居る。何程用があるとて、身上に迫り来ればどうもなろうまい。めん/\に心定めにゃならん。世上二つの理は無い。よう聞き分け。どんな人間事情どのくらい。一つの理を立てば、二つの理は要らん程に。これよく聞き分けにゃならん。
【説明】
永尾きぬゑ、本席様孫女。 小人の身上は一体どうしたのであろうと思うばかりでは、まだ本当に理が解っていない。親神様がおさとしくだされたところを聞きわけて、あざやかに心を定めよ。理は生涯ということを聞きわけよ。日がたつとおさとしいただいた理がついうすくなる。心で何時までと思うばかりで実行しなかったら、万事治まらないであろう。何時までも、ええわよいわとのびのびになっているのでは、まことに頼りない。という意味で、乳あげるのは、真に理を治めよ。ということを指示されたのであろう。
【摘要】
乳戻すことをもって、天の理即ち、天の摂理、いんねんの理、身上かしもの・かりものー子供は親神様よりのかりものとさとらせていただくべきであるーを十分心に治めるようにさとしていられる。

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