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村田長平身上より内々事情願

さあ/\尋ねるやろう/\。入り込んで事情では分かろまい。一時事情諭しある。互い/\、扶け合い/\は台であろう。身内身勝手引く理、皆聞いてある。成る理成らん理、長らえて尽す理と、一時稽古という。この理が分からん。何処其処の講。この一つの理を聞き分け。どういう理でなる。根一つ互い扶けやい、他に混ぜる混ぜん理はあろうまい。小さい事やない。何処其処の講混ぜる。他一つ講あれば、何処の客同じ一つの客、何処其処の客々、この一つ客、めん/\から始めたら治まる。これこちの客や。知らず/\日が経って了う。事治まって鮮やか。これ一つの理諭し、身内身勝手の理、長らえて道のため、長らえて一代二代といえば、これ一つ定め。日々の処話通りたんのう。同じ一軒何名入り込む。知らず/\の処、治まって尽すとも居ようまい。これ聞き分け。改めてくれるよう。さあ/\言葉皆変わる。いつ/\言葉変わらねば、ざんげも分かろまい。言葉事情変わる/\。
【説明】
身内に重病人がある場合、身内の者が互いに助け合いをすることが土台であろう。身うちの者が勝手気儘な理を出してはならない。これは皆聞いている。うまく行く理、行かない理、長らく尽くす理とそのおかげで現在結構というこの理が解らない。どこそこのがこういう結構な御守護をいただいたのは、長らく尽くしたおかげであるということの理を聞き分けよ。 註 重病人をかかえた身内の者のあり方がよく指示されている。
【摘要】
気の間違いについては、前生因縁の自覚が不十分のため、理の受け取り方を間違うためであると思われる。因縁を自覚し、たんのうの心を治め、理一條に徹する(十分理でせめきる)ことが御守護をいただく道であろう。

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