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増野正兵衞同月一日おさしづに、「見遁しの事情もある、見遁せん事情もある」とありますが、これは如何なる理でありますや願

さあ/\身上に事情から、何度事情以て尋ね出る。さしづという。何度さしづに及んだる。一つ/\聞き取り、又変わる事情、又変わりて一つ、どれだけ身上障るという。身上案じる事要らん。事情聞き分けにゃ分かり難ない。どんな理も寄せた理が集まる/\。これは大変な理である。どういう事と言う。なれどめん/\の心で随分通れる。どれだけ囲え一つという。囲えと言うた分には分かろうまい。囲え一つというは、二名三名一つの理集まる。何度も日々治まるといえど、大き事情もあれば小さき事情もある。大変事情、困る事情もあれば、些か事情もある。他に事情、一時事情、どんと難しい/\。なれど難しい事は皆さしづする。これ聞き分けば何にも案じる事は要らん。囲えの中に居て身の案じという。あちらこちらの道というは寄り難くい。囲えの中というは、何処までも連れて通らにゃならん。心定めて居れば囲えの中の一つの理という。案じる事は要らんで。

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