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村田長平心荒立ち事情願

さあ/\一人の心々、今の処いかなる事、どういう事、よう聞き分け。世界へ対し面目やで。これは間違うのや。内外隔て無く、理を諭し、古き事情に諭しある。内内聞き分けくれ。これまで諭せん理もある。遠く、内々外も、めん/\事情聞き分け。結構や、楽しみや。日々事情皆事情、所詮々々前生あちらこちら理もある。これだけの理治まらん。怨み悔みを持たず、心だけ改め。いかなるもいんねん、早く事情定めてくれ。
【説明】
世間に対して面目がないと思う、これが間違うのである。家内世間のへだたりなく、理をさとすことが大切である。古き事情にさとしてあることを、家内の者は良くききわけてくれ。これまでさとせない理もある。遠方の者も、家内の者も、世間の者も、各自事情を聞き分けよ。日々の事情は皆な結構や、楽しみやという心で通るように。結局前生のあちらこちらの理もあるという意味で、心あらだちについては、前生因縁の自覚をして、事情を治めよということをさとしていられる。
【摘要】
気の間違いについては、前生因縁の自覚が不十分のため、理の受け取り方を間違うためであると思われる。因縁を自覚し、たんのうの心を治め、理一條に徹する(十分理でせめきる)ことが御守護をいただく道であろう。

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