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刻限御話

さあ/\ウヽヽヽさあ/\/\、よく聞け/\。さあ刻限、前々よりも早くの話に伝えたる。三年という、千日と日を切りて、あゝだん/\迫りてある。あゝだんだん聞き分け。だん/\聞き分けてくれねばならん。何程諭したとて、何も分かりゃせん。話だけ。他の事やあろうまい。めん/\の事、聞くに聞かれる理やあろうまい。これ一つ公然の理に立てゝ貰いたい。多くの中、ほんの取り話見たようなもの、十分決まった理も諭す事出来難ない。誰に一つも聞かさず、洩らさず、これも昔から書く。多く世界一列の所へ便りするようなもの。一つ刻限という聞かしてある。十分の理諭したら、世界どれだけ話、刻限という理は今の処聞かす事出来ようまい。よう/\十のものなら、一分の理しか諭してない。もうだん/\に刻限の話というは、皆力が要るやろ。頼まれた事は得手勝手の理である。知らしに来た話なら、十分聞くようというのに、要らんと言うて逃げ歩くようなもの。千日というは日が詰んで程無く経つ。大抵いずんである。これからだん/\に諭すから、囲いの中から、話遠く聞かさず、だん/\それ/\、いつになりたら聞かす。聞かさず尽した理に、真実話、知らんわい/\/\。結構やと言うて居るなれど分かろまい。出入りだけしか分からん。前々刻限事情以て知らし置いたる。互い/\話し合いして、前々はこういう道であると諭して、いつ/\までのため、順々の道は多くの処へは諭せようまい。多くの中に澄んで/\早く汲みに来んかいなと、水を澄まして待って居る。これは千日の間に出来たのや。それ/\話、濁った水の所では、一夜の宿も取れようまい。澄まして居るからそれ出来る。わしがにをい掛けた、これは俺が弘めたのや、と言う。これも一つの理なれど、待って居るから一つの理も伝わる。それからそれ治まり掛けてある。今一時分かる。これ余程疲れて居るから、どうも話伝え難ない。もうこれ一つの話にして、又々諭さんならん。あちらこちら、追い放し聞き流し、何時飛んで了うやら、というような所では諭し出け難ない。語るに語られん。やり流しというは、多く人の出て来るを待って居る。それは何にもならん。一寸いうは、一寸思やんの上の理である。これ一つ聞き取って、順々の理に諭してくれ。刻限は千日の中、何っ処へも出すやない、聞かすやない。内々心得、楽しみまでに、一寸出して置く。

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