おさしず検索


御札を戴きし者も又御幣を願い出る時は、両方下げて宜しきや伺

さあ/\尋ねる事情、さあ一時あちらが品変わる、こちら品変わる、風が変わる。いかなる事よく聞き取れ。一時の心、事情理を聞いて、いつ/\生涯内々澄んだ心が生涯。それ/\事情に委せ置こう。見分け聞き分けが第一という。前々より知らし置いたる。

御幣を下げますには、これまで誰彼無しにして居りますが、いかゞに御座りますや伺
さあ/\大抵運ぶ処、第一の事情から治めたら、満足であろ。なれど、日々には幾重の事情あるから、その日は代理事情に委せ置こう。

御幣寸法の事伺
さあ/\大体の理は究め、大体の理は定めにゃなるまい。

おさづけ順序の事、本席に出るのは日に三人ずつでありますが、初席は沢山致しますが、講社の数に応じ割り付けて矢張り日々三人ずつとして宜しきや伺
さあ/\尋ねる処、これまでという。始め掛けたら何処までと諭したる。何名何人それ/\定めば一時道が狭い。よう思やんせよ。頼まれん事するやあろまい、頼んだとてするやあろまい。遠い道を運ぶ尽す。三年事情、何名でも構わん。日々忙わし急がしと、前々諭したる。これが楽しみ、よう聞き取れ。

御供の事伺(御供誰でも袋に入れて持参し、御供にして御下げを頼みに参じます、この願)
さあ/\尋ねにゃならん。所々にて重い軽いの理は無く、治めたる処、第一名を出し、それよりそれ/\遠く所は遠く所、近く所は近く所。一名名を出し、おら救けやと言うて出て来る。こりゃどうもならん。見分け聞き分けが大事やで。

押して願
さあ/\それも一概の事情に諭すやない。それからそれ/\、又一時遠く事々も、おうどうの心ではならんから、元一つそれからそれ/\運ぶよう。往還までは、それ/\の道に諭し置く。

押して願
さあ/\それはもうその通り、大切にせにゃならんで。掴んで食べるようではならん。大切が第一。大切にすればするだけ、重々の理に増すと言うて置こう。

教祖豊田山墓所五日取り掛かりの願
さあ/\一時尋ねる処、尋ねる事情、まあ掛かりの事情は許し置いたる。一つ十分の地所という。それ/\重々の理は一時一つ治まり、事情一つどういう処からどういう事情。所々どういう事情、あちらこちら重々の理を集める処、これ詳しく伝える。万事聞き取ってくれ。

さあ/\一時一つ、重々の地所思わく一つの理治め又一つ。それ/\掛かり掛けるという。細々たる処/\あちらよかろ、こちらよかろ、めん/\思う事情は受け取る。前々諭したる。多く地を均らし、道を拵え、幾日という切った日限があろ。日は余程長いようなものなれど、つい/\経つ。だん/\の理をあちらも寄せ、こちらも寄せ、どうがよかろ、こうがよかろ、尽す処は受け取るなれど、一時多く広く地を均らし、それ/\一寸一通り道を付け、真ん中に一寸理を拵え、此処かいなあと言えば、又、何ぞいなあという事情に治め。運ぶ尽す理は受け取る。たゞ受け取ると言えば、どうしても受け取るであろう、というような心持ってはならん。世界の理が無くばならん。仕切ってすれば、思わくの道がだん/\延びる、早い/\。忠義粗末とは必ず思うな。これまでさしづの理に定めてくれ。
忠義の道は未だ/\先の事。

千里一跨げの理は未だ/\であるから、人間の理はすっきり要らん。
しようまいと思たて、出来掛けたら出けるで。
【説明】
(1) 名称の理に軽重はないが、直属教会で御供を下げてもらい、それぞれの教会に下げるように。個人名を出し、俺はおたすけをするのだから御供を下げてくれ、と出てくるのは困る。見分け聞き分けが大切。 (2) 遠くの人も、御供を横着(粗末)に扱わぬように。元一つの理に伝えて、それぞれ順序を経て運んでくるように。 (3) 御供を大切に扱うことが第一肝要。大切にすればするだけ、親神の働きをいただくことができる。
【摘要】
(1) 御供はハッタイ粉、金平糖、洗米と形は変わっても、親神の働きの理に変わりはない。大勢の者が御供を戴いて「不思議やなあ」という、その不思議な働きこそ親神の姿である。 (2) 御供は洗米を三摘み入れ、そのあとへ三粒入れて、紙に包んで出す。 (3) 御供を戴く心構えとしては、 ○元一つの理を心に治めて、順序を運んで下げて戴くように。 ○よく見分け、聞き分けて御供を渡すように。 ○御供を大切に扱うことが第一肝要。大切にすれば、するだけ理が働く。 ○心からたすかってもらいたい、という真実をこめて渡すように。 ○御供が効くのではない。それを受ける心の理が効くのである。 (4)金平糖御供を廃止するよう内務省から干渉を受けたが、それについては、およそ次のように述べられている。     ○どうもならんところ、無理なところも、道の理に心の理を合わせて通るように。踏ん張れるだけ踏ん張ってみよ。     ○この事情は、あたかも塵埃が流れるようなものであるが、その時に大切な御供の理を、一緒に流してしまってはならない。     ○干渉をおめ恐れることはない。一時しのぎに御供の形は変わるが、親神の働きの理に変わりはない。

TOP


お道のツール