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林芳松母カノ借家の事に付願

さあ/\尋ねる処/\、さあ大変事情/\は、これ何でもないように思う。なれど大変事情。成るにも成らん。放って置けんという。よう聞き分け。何故一人事情にて思うように成らん、放って置けんという。よう聞き分け。何故一人事情にて思うように成らん事情であろう。他人でも一つ理を結び、一人事情はさらに無く、隔てる理はさらに無し。可愛一つ、又、住んだる事情もあろう。なれど後々も治めるという話、事情結構と思う。遠く事情でも、運ばんならん事情もあろう。近く事情に運ばれんという理、よう聞き分け。楽しみは無いであろうまい。いつ/\まで事情であろうまい。一つ先々という。放って置けんという理、処置して治めにゃ一時遠くでも、一つ運ぶに運ばれん理ではない。後々理がある。遠くでも理を以て運ぶという。これ聞き分け。たゞ一名一人、何故とはさら/\持たず、いんねん聞き分け。いんねんというは、世界同じ理。見て、いんねん聞き分け。よく聞き取れ。これだけさしづして置くによって、それ/\話して運ぶがよい。

柴小屋借りたる処に付願
さあ/\日々の処/\、自由という。一つ理どうでも尋ねるから思わく事情/\。それは許し置こう。

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