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梅谷四郎兵衞家内たね目の障りの願

さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情ありて皆尋ねる。何もこれ案じる事要らん。案じる事要らんが、よう事情聞き分け。どんな事でも見遁し、聞き遁しいかん事情、互い運び合い、道付いたる。よう聞き分け。事情はさしづ通りの道でありて、さしづ通り。これまで皆尋ねて、これまで事情尋ねて心治めば、案じ無き事情である。これ一つよう聞き分け。それ/\取り扱う中に、人々の心ある。又最初という、又通りて一つの理もある。どんな事もあり、近くは言うまで、遠く心届くよう、これ事情に心治めてくれにゃならん。めん/\心得ん。一時という処ある。皆追々あちらこちら身に悟りて心得ん事情、分けん事情分けんと、身にあたわんと身に障る。これ一つ聞かそ。これよう聞き取りて用が多なる、忙わしくなる。夜や昼や分からんと話し掛けたる、運ばにゃならん。安心互い/\伝えて楽しみ、皆伝えてくれにゃなろうまい。

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