おさしず検索


刻限御話

さあ/\戻って来たで/\、皆戻って来たで/\。さあ/\何ぼでも/\、どんな話、どんな理を諭すれどどんならん。用いる理もあれば、追い延ばしの理もある。よう聞き取れよ/\。これまで話何処に有るか無き/\の道、難しい道/\と言えば、人は何でやろうと思う。これまでの道を伝え、いかなる者も引き寄せ、どうなり道の掛かりと、一つの諭もして置こう。何箇年に道下り、今日の日が無くば、一年の日も無い。よう聞き取れ。雨風にざあ/\の道を通りて一つの理、その理無くば今日の道は無い。余儀無くの道を通りて今日の日。事情々々、道によく聞き取ってくれ。この刻限早く話しとうてならなんだ。あちらこちらで一日前より一寸身上に障りを付け、じっと休ましてある。多くの中、明日は我が身、我が日々だん/\詰め掛け、幾日働いて何人事情にては、成程の事情聞き分け。独り成りて来る。気の毒でならんから、一寸刻限から始め掛ける。さあ/\聞き取れ/\。さあ/\始め掛け、始め掛けたる。この一事大層々々、なか/\大層、世界寄り来る地所地面ぢば始め掛けて今日の日、よう事情聞いてくれ。三年前何の話も聞かなんだ。さあさあいかなる道、これでこそ大丈夫、道に道があって治まる。大きな道には風がある、風があれば吹き戻す。道に持つ足しっかり定めくれ。これまでという道、胸にしっかり。危なき事も楽しみの理も諭す。一人一つの心という。世上いかなる道、何かの事情治め掛け。どんな事も言い出して取り結べ。もう幾日の日があるぞ。数えてみよ。日々早く一つの道を見返るという。

さあ/\又々一つの事情諭する。談示に早く掛け。一時に掛けて一時に治め。幾日幾日の日組みばかりではいかん。幾日々々は今まで。これからというは事情々々、あすこもこゝも急がしい。掃除に掛かりてくれ。一つの道に掃除に掛からにゃならんで。掃除掛かりて何処がどうでも構わん。早く掃除に掛かれ/\。なか/\の大層、一日の怪我も無く通りた事情、何処がどうでも構わん。何ぼうでも切りは無い。早く掃除々々。何ぼ日指折り数えても、なか/\又この日もある。早く/\、掃除掃除、明日日から掃除やで。

TOP


お道のツール