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本席身上願

さあ/\事情々々以て尋ねる処、一度のさしづ、二度さしづ、三度事情分かろまい。一日の日を以て尋ねる。身上じっと寝んで居る。一日の日が勤まらん。又一日々々、よく聞き分け。事情に勤まらん/\。どういう事である。又一つ事情も尋ねてくれにゃならん。万事何かの処にて見遁し聞き遁し、これまで通りて来た。よう聞き取って置かにゃならん。どんな事情もこんな事情も、談示という理を以て尋ねて、さしづという。これまで通した処、もう固めてからには、こうという事情は暫くと言う。そのまゝ取り替え。一時理には鮮やかとは言おうまい。あちら一寸、こちら一寸事情が済む。前々さしづの理によって、取り替えて取り運んでくれ。盛んに成る事情抑えてあるようなもの。甚だ困る処ある。広く事情にて治めるなら、これ談示一時の処にて、一日経ち二日経ち、十日事情随分経つもの。一同揃うた処にて取り替え。言わば一つの道という。これから世界並という。一時通した処、事情重なる一つ道、一つ話、早く事情、結んだ定約すっきり早く運んで世界。今年遅れる、又来年。どうでもこうでも何処までも計って。他の事情と話し合う事は要らん。他に心を寄せる事要らん。十日経てば一つの理も治まりてくれ。さあ/\盛ん/\。一つの理を抑えてはどんならん。さあ早く一つの理を取り替え。暫くと言うて抑えてある処、早々取り替え/\。

押して、出張所、布教事務取扱所出願細則の儀願
さあ/\尋ね返すは一つ話の台と言う。よう聞き取れ。楽しみという理を抑えば道が遅なる。他に事情構う事要らん。何も無い処より始めたる処、他に話し合うてする事要らん。めん/\心外に、何も話し合い要らん。外に同じ事といえど間違うてある。そんな者と心を合わせる事は要らん。これさえ聞き分けば速やか。

押して、教導職選挙の事
さあ/\尋ねるやろう。皆言うまでやあろうまい。めん/\心に察してみよ。よう聞き分け。一時人間の心を以て取り扱う処無理と言う。暫くの無理も聞かにゃならん。なれど盛ん事情を抑えばこの道どう成る。この事情聞き分けば速やか分かる。同時、飯降政甚身上の事願

さあ/\だん/\尋ねる処、その事情という、急ぐ事も放って置く事も出来ようまい。急がず、急いで事情、これ一つ運び掛けてくれ。一時には行こうまい。なれどその心ばえを以て運んでくれるよう。


押して
さあ/\直ぐと話するがよい。それさえ運べば直ぐ/\。一時抑えたる処、世界行く/\の道、他に事情持って他に談示は要らん。これ諭し置くからよく聞き分け。尋ねてさしづ通りの理に間違いは無い。人間心どうも一時取り替えて、早く/\。

四月十五日十六日(陰暦二月二十九日三月朔日)両日本席宅上棟式御許しの願
さあ/\尋ねる事情/\、事情は何時にても許し置く/\。

又押して御喜びに付、分支教会へそれ/\知らしましたものでありますや願
さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる処どうせこうせ言わん。大層する事は要らん。寄り合うて居る。何処もどうせいと言うのやないで。これだけ諭し置く。
【説明】
(1) 楽しみというものを押えてしまえば、この道の発展が遅れる。他の事情を伺うことはいらん。この道は何もない所から始めかけた道であるから、このようなことを決めるのに他の者と話し合うことはいらない。他に同じようなことがあるといっても、それは間違うている。そんなものと心を合わせることはいらん。これさえ聞き分けるならすみやかに許す。
【摘要】
本項では明治二十六年に定められた①教会等級制と、②教区の設置の問題を取り扱った。その要約は次のごとくである。 ①(1)談じ合って一つの理に治まるのが肝心であるから、そのように治めるよう。 (2)この道は何もないところから始めかけられた道である。その上にたって皆が談じ合い、心を揃えて決定することであるから、他がどうのこうのと心を捉われたり、また、ほかと相談したりする必要はない。 ②(1)修理肥は非常に大切なことで、どうでもしなければならないことである。その修理肥の上から全国に教区を置くことは必要である。 (2)教区の責任をもつものは、わが身勝手な心を使ってはいけない。これはぢばから許しを戴いて、その任に当たるのである。  (3)教区へ出向くものは、先々の話を聞くにも、また話を聞かすにも皆に満足を与えてやらねばならない。そして道の者は皆、兄弟中の兄弟であるという理を流さねばならない。

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