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前おさしづに付笹山を古市へ転居の願、又は赤井武助受持を家内事情に付、だん/\諭しても断るに付清水与之助心得のため願

さあ/\尋ねる処、事情々々前々の事情には、これ元々事情それ諭したる。一時以てどうであろう。速やか鮮やかならん処に、一度二度三度まで鮮やか運んで、それでこうと言えば取り替えにゃならん。急く事要らん。急えてした処が、事情治まる処同じ事。前を洗て、道を洗えば明らか。前の道洗わずしてすれば、事情遅れる。それ/\世界と言う。それ前事情洗て運んでくれにゃならん。三度までこうと言うて聞いたなら、あと残らせん。後々どうもならん。一度又二度三度まで尽して、それでどうと言えばどうもならん。急く事要らん。事情抑えてくれるよう。

押して、赤井武助断りによって、一二三度諭して、その上小林栄次郎へ運ぶ事と悟りますが違いますや伺
さあ/\尋ねる事情/\、事情は速やか諭してあって、一度二度三度諭してあと十分、これ先々どんな処も治まる。今一時泣く/\事情とんとどうもならん。後々先先の事情つかえる。一度二度三度までこうとして、それより前々先々何時事情始めて事情運んでくれるがよい。

押して、社支教会へ十分伝えて小林にするのでありますや
さあ/\一度二度三度諭したる処、十分の上十分にこう、いつ/\まで。一度二度事情定まり始まる。又盛んと言う。
【説明】
この頃社(現大教会)が支教会となったことにより、所属各号組も「社支教会規約」に添い、それぞれ出張所として生まれ変わった(「教会史資料(三)」)。 ところが篠山の出張所は地方庁から出願を却下されたので(明26・6・3おさしづ参照)古市へ移転したい、また、その場合赤井武助氏はそのまま担任となるのを断るので、どうしたらよいかと伺ったおさしづ。 (2~3)急いでも同じだから、三度まで説得に足を運べ。そこまでしたらあとあとその人に未練は残らないが、それをしなかったら、あとあとどうにもならないことになる。 (4)一度ならず二度ならず三度まで足を運んで、担任を受け持つように諭してやることによって、あと十分に治まる。それをせずに、今一時喜べないのに無理に事情を運んだら、とんとどうにもならない。あとあと差し支えが起こることになる。 (5)それでこそ、また教会が盛大になる守護がいただける。
【摘要】
(1) 建設中に教会が倒れるなどのふしがあっても、たんのうして、むしろ心を定めて通ることが大切。先には大きな楽しみの道がある。 (2) その他教会長を辞退したいという場合にも、よく考えることである。絶望的に見える事情にも、必ず解決の望みがある。 (3) そこで会長を辞職したいという場合には、代わる代わる足を運んで諭してやれ。三度までは説得に足を運んでやれ。 (4) そこまでしても、やめたいという場合には仕方がない、惜しいものだが。後任会長には丹精をつくしたものを運ぶ。 (5) 何かの都合で会長排斥運動などが起こったような場合、あくまでも元一日を考えて、天の理で治めることである。元々の理を捨てたなら、株たを捨てたようなことになる。 しかし、そのような場合、会長の方も人間心を混ぜ合わせていないか反省せねばならぬところがある。そして、あくまでも広く大きい心で育てることである。 (6) 会長辞職問題などが起こった時、上級教会などで心配するのも無理はない。しかし自分が病気になることを思えば大したことはない。 (7) このような問題に当たる時、何もない所から始まったのだ、ということを考えたら、必ず事情解決のご守護がいただける。また、どんなに見通しが暗くとも、必ず鮮やかなご守護がいただけるのだから、真実の心でかかれ。

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