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寺田半兵衞娘小近十九才喉へ差し込み息止まるようになる故願(尤も十日程以前よりおこり)

さあ/\尋ねる事情/\/\、身の処にていかなる事も日々よう聞き取れ。これまでいろ/\諭してある。いずみいずんで居ればいつまでと思う。身の障りと言う。日々思う外に事情を見て日々と言う。こうのうというは、直ぐに見えるものやない。不思議から不思議が出る。よう聞き取ってくれるよう。
【説明】
これまでいろいろさとしているとおり、心がいずんでいれば、いつまでも、不自由せんならんと日々思うのも無理もないが、事情を見て日々たんのうして通れ。つくした効能というものは、すぐに見えるものではない。しかしつくした理によって必ず不思議な御守護が現れる、という理を良くききつとめてくれるように。という意味で、咽喉のさし込みは、十分にたんのうの理を治めよ。と指示されたのであろう。
【摘要】
咽喉は、口で咀嚼したものをのみこむところである。咽喉に関する身上さとしが、理をよく飲み込む(治める)こと特にたんのうの理をのみこむことを強調していられる点は、誠に妙味深い者があると申すべきであろう。

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