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山沢為造腹及び喉痛むに付伺

さあ/\尋ねる事情/\、身の処、どうか身の処、まあ一寸心得ん/\心得んやろう。身の処にてはよく事情聞き分け。一寸数えてみよ。数の数中、又理がある。よう聞き分け。同じ一つ理でありて同じ理、日々通りたる中の中に理がある。よう聞き分け。どんな事聞くやら知れん、見るやら知れん。これまで伝えたるその日近寄る。急いで/\ならん。前日伝えたる。それより思い出してみよ。調べてみよ。内内であろ、日々であろ。他に聞き分け心に掛かる。又思い出した理ありてはならん。又だん/\話伝えて一人では分からん。追々鮮やか。身上事情無ければ尋ねやせん。尋ねば一つ話、どんな事見るも、出て来るも、何ぼ出て来たて、理に一つ理二つ合わせてある。怪しい恐れやせん。天の理に恐れる事は無い。天の理諭しておめも恐れもしやせん。皆小首傾げて居る。艱難苦労の道通り/\、思やんしてみれば、今は明らか/\。又中に一つ理という、これ難しい。夜が明けば結構、夜が明けば結構。これ一つ諭し置こう。
【説明】
艱難苦労の道を通ったが、良く思案すれば、その甲斐があったことは、現在では明らかであろう。しかし、たんのうの理を治めることは難しい。夜が明けたならば結構、夜が明けたならば結構とたんのうして通るようにさしておこう。という意味で、喉痛は、たんのうの理を治めよ。ということを指示されたのであろう。
【摘要】
咽喉は、口で咀嚼したものをのみこむところである。咽喉に関する身上さとしが、理をよく飲み込む(治める)こと特にたんのうの理をのみこむことを強調していられる点は、誠に妙味深い者があると申すべきであろう。

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