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増野正兵衞夜々腰痛み、又小人道興熱に付伺

さあ/\尋ねる事情/\、さあ/\一寸心得ん、心得んと思う心得ん。身上事情あれば心得ん/\と思う。よう聞き分けにゃ分かり難ない。又一つ事情集まる/\。これ二つ、一つ二つ集まる。いかなるもこれまで一つ、又一つ事情、一時事情尋ねたらさしづ。よう聞き分け。身上は案じる事要らん。案じる事要らんが、まあこれ遠く遙か思う。遙かなれど、安心さして、これ遠くこれまで事情、皆安心運んで安心さしてやるがよい。これだけさしづして置こう。

押して、母ゆう神戸宅にあるに、喜市これまで船場分教会の方に御世話になり修行中でありますが、その儘修行致させて置きまして宜しきや、又は神戸の母の元へ付け置く方宜しきや伺
さあ/\暫くと言えば暫くなれど、放って置くに、放って置かれん。淋してならん。こういう理、付けてやるがよい/\。

又神戸宅地家屋を買いに来て居りますに付、母もいとも売り渡し度きよう申しますが、売って宜しきや伺
さあ/\それはよう聞き分け。誰のものでもあろうまい、彼のものでもあろうまい。兄弟親というまゝに治めて、心休みさしてやるがよい。。
【説明】
身上は心配することはないが、母親が遠方に行っている喜市のこと心配しているから、これまで遠方に行っているのを、母親の許に引き取って安心させてやるのがよい。という意味で、腰痛は内々の者が安心して、一手一つに心を治めよということを指示されたのであろう。
【摘要】
腰については(1)先案じをするな。(2)しっかり腰を入れて丹精せよ(3)よく談じ合って、内々を一手一つに治めて行け。ということをさとされている。

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