おさしず検索


兵神部内北海道高島郡小樽稲穂町二十一番地岩田正吉事務所にて、古川吉平この度同所へ分教会より布教のため一人差し向けくれと同人より頼みに付願

さあ/\尋ねる処/\遠く所と言う。一つにはよう事情聞き取って、いつ/\までも楽しみと言う。事情と言う、一寸一つ諭し置こう。何ぼ遠い所でも、実という実があれば自由と言う。道という理があれば何にも遠いやないで。さあ/\一寸諭し置こう。さあ/\許し置こう/\。

北海道出張に付清水与之助より心得の願
さあ/\尋ねる処/\、さあ/\よう事情を聞き分け。何処から何処まで、これまで古い話に伝えたる。何処から何処までもと言う。一寸でも掛かりあるなら、心にこうと芯を治めるなら、心に安心事情を以て運んでくれるよう。
【説明】
(1) どれほど遠い処でも、真実の心があれば自由のご守護がある。親神にもたれてたすけ一条の道を通らせていただくのであれば、すこしも遠いといって心配することはない。
【摘要】
布教に関するおさしづは多くない。 これは、布教ということが当然のことであって、特におさしづをいただくべき事柄ではなかったためであろう。布教の心得を要約すれば次の通りである。 (1) 布教に行くのは暇つぶしに行くというのではなく、確乎たる精神が必要である。一人の人が真実の精神を定めることにより一国でも道がつく。 (2) 身上かりものの理を聞きわけて、親神にもたれ、いかなる所へも勇んで行き、先案じせずに通れ。 (3) 人間は月日親神の懐住まいをしているのであるから、どこにおっても同じこと。親神様、教祖がついているから心配はない。 (4) ふしがあっても精神を倒すな。再三再四道がつくまで頑張れ。ふしから栄えるのである。 (5) おぢばで勤めるのも地方で布教するのも、その人のいんねん次第である。 (6) いんねんによっては、布教に出たものも引き戻される。 (7) 教会長夫人は、よく教会の内部を治めてから布教に行け。治まらないままに布教に行くのはよくない。

TOP


お道のツール