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刻限(この日四時頃より本席俄かに歯痛)

さあ、ウゝゝゝゝゝゝ、さあ/\話し掛けるで/\。詳しい話し掛けるから、筆に記してくれ。落ちたる処は尋ね返やすよう。どうも急いで知らしたい。なれど日々に遅れるばかり。今日までよう/\勤まり、戻る者は近々の内戻ると言うて暇乞いして帰りた。これから風が変わる。風が変われば多くの中、事情だん/\多くなれば、日々に運ばにゃならん。急がしなるも一つ。これまで事情を以て働いた理が回りたる。何程行きたいと言うて来られん。身上から出た者ばかり、中には一寸々々と言う者、何ぼあるとも分からん。年限相応の道である。心から道に染まりて来る。これから/\あんな者なあ、あんな所なあ、阿呆らしいと言うた者が、国の心柱と成る。入り込んで了うから立ち帰る。今日と言えば今日、実の心どんな事も聞き分け。皆これまで事情さしづ、それ/\皆伝えて、事情さしづを以て日々と言う。こんな事は、さしづ貰わいでもと言う。許した限りは何一つ粗相の無いのが、許した理や。一寸には分からん。なれど、心の理が違うから間違う。心安い。兄弟の理によりて扱う。早く抑えて了わにゃならん。兄弟の中曇り、靄掛かりありてはその日その日の害になる。朝からこれして昼からこうと言う。皆出来る。雨が何時降るやろう、風が何時吹くやろうという中に、中に/\曇りあっては道のためやない。どんな事になるとも分からん。そこで諭し合い、何か治めてくれるよう。一寸あらあら話をし掛けるによって、これから日が経てば、席々々だん/\席が重なって、どうもならん程重なる。席に事情身に障りあれば日々遅れる。どうか一つの理聞き流さんよう、しっかり心と心の理を寄せてくれ。又一つだん/\頼む。一条の話はどうでもこうでも運んでくれるのが、恩とも言う又為とも言う。この理を聞き分けねばならん。水臭い話もあれば濃い話もある。これだけこうして、これはまあ放って置けと言う。明日日から運び、身に切なみあれば一席の事情とも分かろうまい。だん/\伝えて、よう/\追うてくれた。これでこそ何も思う事無い。暑い事もなけりゃ寒い事もなく、ちゃんとこれ一つ治まれば、すっきり世界澄んだるも同じ事、世界叢雲は無い。めん/\所々、上見ようと思えば上見える。下見ようと思えば下見える。向こう見ようと思えば向こう見える。これ一つだん/\決まりてくれるよう。

押して願、まさゑ縁談の儀こちらで人を決めまして御尋ねしたもので御座りますか、神様よりおさしづ下されますや伺
さあ/\尋ねてくれるやろ/\。尋ねにゃ分からん。身の処障りあって尋ねたら、こういうさしづがあった。これは放って置けん。話が纏まりさえすれば、何も言う事は無い。重々の理、つい/\事多き中、今日と言うて今日勤まらん。どうでも急がにゃならん。これだけと思うてはどうもならん。危ない話も怖わい恐ろしい話もしてある。一念から席事情尋ねたる。さしづ引き出して、改めてみるがよい。さしづの中に間違うたると思う事もあろう。なれどさしづの理は間違わん。聞きよう取りよう勝手の理があるから、ありゃこりゃになるからどうもならん。席からこうなると言うや、何でも運んで、日々安心さしてくれにゃならん。今日も暮まで機嫌好う遨んで居たなれど、一時変わり身上と言う。皆何じゃろう/\/\と言うだけの事。

又暫くして
話し掛ける。守尋ね掛ける。守あれど、これと/\/\、あれと/\言い掛ける。も一つの理皆それ/\尋ねてくれるがよい。何ぼ尋ねても筆に書いても、さしづ見んようではさしづまでのもの。これよう聞き分けにゃならんで。

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