おさしず検索


淡路国天一講社高安分教会に付属の願

さあ/\尋ねる事情/\、遠くという事情であろう。これまで、あれこれ道は傾いで、心にこうと思えど、日々日を遅れてこうしてどうなり、それは随分許し置くが、何でも修理が第一。修理一つの理に許し置こう。
【説明】
(1) 天一講の講元樫原清吉氏は明治二十四年正月、既に高安分教会部属したが、明治二十七年十月兵庫県三原郡榎列村に三原出張所のお許しを戴くに先立ち、おさしづを仰いだ(高野友治「天理教伝道史Ⅲ」91項参照)。 (2) 上級から遠く離れていた事情から、今まで修理が行き届かず、心に思いながら、日々成人が遅れていた。講社(教会)は何でも修理が第一である。修理を十分にする上から所属変更を許そう。
【摘要】
本項には、系統(直属教会)が異なる所属変更と共に、同じ系統内で、部内教会が上級教会と並列に本部直属教会の直轄教会となる場合のおさしづも含めた(註 分離の項では昇級分離し本部直属教会となるもののみ扱った)。ここでうかがわれる要約は、次のごとくである。 (1) 教会は修理が第一であって、その修理がおろそかになってはいけない。その修理を十分に行き届かす上から所属変更は許そう。 (2) 皆相談の上、こうしたらよかろうと心を揃えて事を決めるのなら、またその精神がいつまでも変わらないなら、その精神の理に許そう。 (3) 所属変更は、直属教会、上級教会、その当該教会のそれぞれの会長の精神に任すから、よく談じ合って決定するように。

TOP


お道のツール