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神道本局負債二万八千円今回悉皆弁償に付、当会より三千円出金の事願

さあ/\尋ねる処/\、前々に事情を以て尋ねた。前々事情さしづいかなるも明らかなさしづ。どうでもこうでも頼みに来にゃならんようになる。皆何と思うて居る。さあ心置き無う許そ/\、さあ許すで/\。

同時、本局神殿建築に付用地当教会より買い求め、教長の名前にして本局へ貸し与える件願(但し地代は三千円程)
さあ/\だん/\の事情が重なる、皆重なる。重なる事情皆んな重なる。さあ/\皆引き受けて了わにゃならん、という一つの理を諭そう。一時どうであろうと思うやろう。よく事情を聞き取って、皆々談じ合うてすれば、どんな事でも出来て来る。話は生涯の理、話の理で繋ぐ繋がる。いかなる事情もよう聞き取れ。どんな事も皆集まりて来る。これ一つ諭し置く。前々怖わや危なや恐ろしや、と諭したる。一つの理でも成ると言えば成る。成らんと言えばどうでも成らん。成程さしづよかったなあ、と心寄せばどんな事も成る。これが救ける理救かる理。よく話の理を聞き分け。大きい心を持って皆々談じ、世界集まる日がある。頼もしい道と言う。これ一つ諭し置こう。

同時、神殿建築に付監督の名義を受けるや否やの伺
さあ/\尋ねる処/\、もうこれが事情重なりてどうでも事情なれど、一時の処は随分々々の理を持たにゃならん。どうでもこうでも理が集まる。一時尋ねる。先ず先ずと言う。だん/\の理に伝えるがよい。

同時、押して左様なれば他に譲りましたもので御座りますや
さあ/\尋ねる処/\、どうでもと言う。二度三度も事情、まあ/\これが先々の道とも言う。これ諭し置く。

同時、特撰幹事の名義を金光教会へ受ける時は当教会も受けるや否や心得まで
さあ/\尋ねる事情、さあ/\同じ理が三つある。あちら心得ん、こちら心得ん、半端と言う。心得のためさしづして置く。どうでも一つの理に集まる処、それは一つに是非の中の理を以て治めてくれ。

同時、押して是非々々という場合には受けましてもよろしう御座りますや
さあ/\もうどうでも/\理が迫りて来る。迫りて来れば、そんなら暫く/\という理に運んでやるがよい。
【説明】
(1) どうでもこうでも、こちらへ頼みに来なければならんようになる。皆この神の働きを何と思うている。さあ心置きなく許してやろう。 (2) 本局の事情をよく聞き取って、皆で談じ合いすれば、どんなことでもできてくる。話し合いということは生涯の理で、話の理でつなぐからつながるのである。いかなる事情も、よく真相を聞き取ってやるがよい。そうすれば、どんなことにも皆の心が寄ってくる。 (3) 大きい心を持って皆談じ合えば、世界の人たちもなるほどと心を寄せてくるそこに頼もしい道が拓けてくる。
【摘要】
寄付についておさしづでは、軍資金の献金と神道本局への寄付の二つについて述べられているが、両者は、かなり性質の違ったものである。  前者については「どうとも言わん」と仰せになり、道の理の上からは「些かの理」であり、世上へちょっと愛想をするようなものであると仰せられている。  後者については、本教がその教団の成立過程にあって、やむなく一時神道の傘下に籍を置いたのであるから、おさしづでは、これは他の事情ではない、内々の事情と思わねばならぬと仰せられ、差し出がましいことは控えねばならないが、よく真相を聞いて治めるがよいと仰せられている。  寄付について、その他のおさしづからうかがえることは、次の通り ○献金は皆揃うた一手一つの心に任す。 ○献金の名義は世間で一々細かく名前を出すが、道の上では欲を忘れ、心から献金しているはずであるから、代表名でよい。 ○みんなで談じ合いすれば、皆の心が集まって、どんなこともできる。

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