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朝鮮事件に付人夫五百人差し出し願

さあ/\尋ねる処/\、一度二度事情諭したる処、事情変わると言うは、よう聞き分け。何名何人の理は治まろまい。事情改め変えてこうと言う。世界のため道のためと思うは一寸は理である。改める処精神の理、心だけの理に委せ置こう。

本部より取り締まりとして三名出越すの願
さあ/\他に一つ事情以て三名と言う。それはならんとは言わん。又一つの事情、その日待って、改めて事情と言えば許し置こう。
【説明】
(1) 問題になっていることは「たすけ一条の事情」(つとめによって治めること)である。から・てんぢくまでも、たすけ一条でたすけて行くということは、皆説いているところである。やしきでも各地方の教会でも、皆早くたすけ一条の心を集めて、なんとしても、この世界の大事情が治まって行くようにしなければならない。それぞれの所で早くたすけてくださいというお願いのつとめをせよ。 (2) 十一通りのつとめにあるむほんを治めるつとめではなく、一般に月次祭で行われるつとめ(よろづたすけのつとめ)によって、お願いづとめをする。
【摘要】
世界の事情という言葉は、いろいろの意味に用いられる。一般的に言えばうちとせかいという対照において、対外的問題として対処すべき事情である。しかし、ここでは、もう少し限定して、世界にあらわれてくる大事情といった意味で用いる。  世界の事情は、親神のざんねんの現れとして、自然現象と社会現象とに分けて見られる。このうち自然現象については、この教理研究では「教会生活の出来事」および「教政」で研究されている。  社会現象については、いろいろの事情が見られるように考えられるが、ここでは戦争に関するものと、世界事情に対処する心構えを教えられた、とみられる刻限のお諭しの若干を挙げた。 (1) この世界を治めているのは親神であって、その思惑は神一条の道・たすけ一条の道(つとめやさづけ)によって成就されていくのである。 (2) 神一条の精神によって事情を治める。 (3) 心のほこりを払い、心を澄まして親神の思召しのままに対処する。 (4) 事情は旬によってあらわれるので、その旬の理によって事情を見る (5) どんな困難なことが起きても、爼板とも台ともなる、という大きな心構えでなければならない。そのためにはたすけ一条ということを、よく理解する必要がある。 (6) 事情をいかに見るか、いかに対処するかということについては、おふでさきに書いてある。

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