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高安分教会敷地東側寺池他の地所並びに池と換地取り掛かりの儀心得まで願

さあ/\尋ねる事情/\、いかなる事情も尋ねにゃ分からせん。尋ねるから事情諭し置く。まあ/\急く事要らん。よう事情聞き分け。狭ばい/\、こちら狭ばい思て来る一つの理、なか/\の理。心の理に委せ置く。十分の道、十分の理を待って運び掛けたら、自由と言う。その理を心に治めて運んでくれるよう。さあ/\どんな話、一時以てほっと思う処、狭ばい/\の理がよう聞き分け。どうしても勝手が悪い。だん/\の理があって、それに続いて追々の理に諭する。急いてはならん。十分の道、十分の理を運び切ったなら、自由という理を諭し置く。
【説明】
(1) あまり急ぐことはない。狭い狭いと思って願い来るが、皆の心に任せておく。十分に教えを心に治め、十分に理を悟って手をつくして行えば、自由自在の守護があろう。そのことを心に治めて運ぶように。
【摘要】
地所の買入れ、取り換え、献納、拡張、移転などのおさしづは、次のごとくである。 (1) 初めから大きいのはいらない。小さい所から始めよ。小さいのがだんだん大きくなっていくのが、この道である。 (2) 急ぐあまり心を治めることを、おろそかにしてはいけない。何よりもまず心を治めることが肝心であり、 (3) 始めかけたら中途でやめてはならない。年限かけてやりとげよ。生涯やりとげる心定めができていれば、小さいものでも大きくなる守護がある。 (4) 心に治めてやり始めたら、神にもたれきり、大きな心になって行け。神は人間に難儀や不自由はさせない。自由自在の守護を神が引き受けよう。 (5) 互いに談じ合い心をうちとけ談じ合って、皆の心が一致し、心が互いによりそうという決め方こそ、天然自然の理に添う解決法であり決め方である。 (6) 地所の献納については、精神を神が確かに末代の理として受け取る。 (7) 地所変えについては、心さえ治まっていれば、いつでも、どこへ変わっても差し支えない。

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