おさしず検索
刻限御話
あちらへ往ぬ/\/\、あちらへ往ぬのやわいや/\/\/\。
又暫くして
あちらへ往ぬのや/\/\、あちらへ往ぬのやわい/\。
又暫くして
あちらへ往ぬのや/\/\、あちらへ往ぬのやわい/\。
さしづと寿命と引き換えやで/\。さあ/\あちらへ往ぬという理は、分かろうまい/\。どんな事も尋ね、泥かいばかりの道を運んで居るからどんならん。間違うたらどうするぞ。さしづと寿命と引き換えるというは、なか/\の理やで。これまで間違うたさしづはあるか。どんな事なりと尋ね掛け、答え掛け。さあ/\今一時の話、一寸さあ/\あちらへ往のうという事が分かろうまい。往のうというは、何故やろうと思うやろう。日々結構に取り扱うて貰い、多分に物を与えて貰い、一夜一夜の楽しみ、日々これまで運んで来たる。又一つにはだん/\事情が重なり、とんとどうもならん。二つ三つ事情が日々曇りとなる。一日送りに送り、どうしたものであろうと、思い/\送りて居る。又一つ、もうこれ一時放って置けん事がある。心の間違いよりあちらにも世話、こちらにも厄介、それに又一つどうも思い/\、身上の処も三日になる。これよう聞き分けてくれ。
教長より御尋ね、只今御話し下さる事情は真之亮引き受けて、政甚の金の借りたる処返金致しますと申し上げらる
さあ/\事情を述べてくれる処、それは直ぐ受け取る。二つ三つさっぱりとの事情、そこへ/\の事情、それだけの事で心配と思うやろう。なれど、心に掛かる理は、世界も道理なら、神の道も道理。これが一寸一つ分かり難くい。こうしてじっと身の処少し緩み付けるから、どういう事に思うて居られるか、と人間の心を尋ねてくれ。さしづしたとてどうもならん。そらと言えばそらというように運んでくれねばならぬ。なれど、多忙々々の理が重なりてあるから、もうこれでこそという。一日が二日より、二日が三日の障りは、一寸に無い事や。さあ/\あちらへ往のう/\という、この一つの理が難しい。何も難しい事はない。難しいするから、難しいなる。空うっとしい、雨が降る。これさえ分かれば皆分かる。晴天から行く者も、雨から行く者も、風から行く者もある。一年の大祭々々と言う。皆々国々心ばえまわりして居る。出て来たなら、俺は幾日待って居る。どういうものぞいなあ。わしは幾日や何故やろうと。この理がどうも聞くに聞かれん。このやしきへ出て来る者、何を楽しんで出て来る。皆結構々々の理を持って帰る。中に、どうも見難くい聞き難くい理を、遠い所へ持って出た分には、どうもならんわやい/\。さあ/\悠るりと、一人で話伝えんならん。
教長御一人で御座りますか
一寸ずつ寄る処は一つの理やなれど、どんならん。一つの理があるから、さあ外に聞き役一人々々。
本部員退席、改めて教長御一人、外増野正兵衞書取筆役一人にて御伺
さあ/\一つ話し掛ける。元よりこの道という、幼少より今一つの理治め、一つ思わく、どんな処見て来て居る。神のする処通り来たる。今一時難しいような話する。あら/\何かの理も出来て、その中人間という。その中幾つ何才なってる。ほんに神に似たようのものいろ/\ある。事情暫くと言えば暫く。これは一寸計り難ない。難しい事言うな。あら/\書き取り出来る。生涯誰どうしたのやない。よう聞き分け出来てあった。日々安心々々、何思う事は何にも無い。建家あちらへ戻る。これは分からん。この建家元々があって出来る。皆々さらだいつの間にさしづを取り、よう/\結構の所出来て。これはしようとて出来るものでない。この一つ曇りというは無い。一つ又々一つ、十分の処彼是さしづ通り直し、日々急いた。日暮れ一年や。いつの間に出来て了い、一つの理中一つ悠っくり出る。この建家席仕舞のものか、それ切りのものか。これを聞かしてくれ。一々繰り返せ。
さあ/\一度に話して了う。あちらへ廻るこちらへ廻り、一時にあれ飯降政甚、これが間違い。留守の間名前、身体、軽うして了うて、何間何尺これ政甚あいつ阿呆な、口説きな、些かのもので時々心を忘れて了う。理を子が尽す。親子姉弟どれこれ一つ区別出来ん。肝心なる処、中山てへい有って無い。これも早くこれ隠れててへいとは切って了う。これから運べば実に/\神の話と、どんな事も運んでくれにゃならん。これでと思う理は尋ねてくれにゃならん。見苦しい事は一つも言わん。建家めん/\それ/\、心に子一つ、世界かん/\家を買って子供とすれば、一つの理を聞き分け。これだけ話したら、どんな事でも分かるであろう。この話という、傍々幾重の心あって、静めて話する。書き取り、これだけ速やかする。この一つ聞かして、西の宅/\何とも思わりゃせん。人間心鈍な、あちらへ戻る/\、鈍な話。こればかり一時で分かる。もう/\戻りたい。これが戻りたい心が出たのやで。これを、早く治めてやらにゃならん。それで尋ねた。尋ねたら話する。あちら宅と言う、飯降と言う。こちらは隠居番。あちらは甚の宅と言う。どうしたものやなあ。三人居て二箇所ほか無い。あちらの方にある、二つあろう。知らん間に治まって了う。席がどういうものであろう。一代罪は残さず、仇の理何じゃなあ。これが難しい。話取り守てくれ。暫く席の一時繋がにゃなろまい。今晩は手ある。
又押して
さあ/\西宅は、それ一軒々々生涯家じゃ。どういう処、永尾という者来て居る。縁を組んだら放って置けん。どうで年限経てば、子供というものが出来る。政甚という、続く理が続かん。理が掛かり、これだけこうせ、これだけこうする。三軒棟を並べて貰いたい。道具という、これは三つ棟に行こまいというものは、道具というは、三つ棟は言わさん、言うてもならん。
押して
こうするそれ不足、おらこの家建家、この理聞き分け。建てる時どういう理で建てた。政甚という鈍な者、一先ずその理預かって、改心する。そのまゝ席と言う。誰が親、二人片付いた。いつまでもの言う。又一人よう当たる。今まであゝして居た。こちらの事情、宅が出来て居る。神がどうしようとて居らりゃせん。手本が出してある。
押して、西宅を政甚の名前を替えたものでありますや、又そのまゝ致し置きましたるものや
それはもう、今の処は心尋ねて一時暫く、そのまゝ名前、今名前どんな名前人、こうしよう、仕様無い。理を聞き分けずに、一つの理に寄せて了う。大した人の物、我もう仕方無い。たゞ一つ聞き、そんな事では仕様が無い。楽しましてよい。席に満足さしてくれ。苦します事要らんのや。
又暫くして
あちらへ往ぬのや/\/\、あちらへ往ぬのやわい/\。
又暫くして
あちらへ往ぬのや/\/\、あちらへ往ぬのやわい/\。
さしづと寿命と引き換えやで/\。さあ/\あちらへ往ぬという理は、分かろうまい/\。どんな事も尋ね、泥かいばかりの道を運んで居るからどんならん。間違うたらどうするぞ。さしづと寿命と引き換えるというは、なか/\の理やで。これまで間違うたさしづはあるか。どんな事なりと尋ね掛け、答え掛け。さあ/\今一時の話、一寸さあ/\あちらへ往のうという事が分かろうまい。往のうというは、何故やろうと思うやろう。日々結構に取り扱うて貰い、多分に物を与えて貰い、一夜一夜の楽しみ、日々これまで運んで来たる。又一つにはだん/\事情が重なり、とんとどうもならん。二つ三つ事情が日々曇りとなる。一日送りに送り、どうしたものであろうと、思い/\送りて居る。又一つ、もうこれ一時放って置けん事がある。心の間違いよりあちらにも世話、こちらにも厄介、それに又一つどうも思い/\、身上の処も三日になる。これよう聞き分けてくれ。
教長より御尋ね、只今御話し下さる事情は真之亮引き受けて、政甚の金の借りたる処返金致しますと申し上げらる
さあ/\事情を述べてくれる処、それは直ぐ受け取る。二つ三つさっぱりとの事情、そこへ/\の事情、それだけの事で心配と思うやろう。なれど、心に掛かる理は、世界も道理なら、神の道も道理。これが一寸一つ分かり難くい。こうしてじっと身の処少し緩み付けるから、どういう事に思うて居られるか、と人間の心を尋ねてくれ。さしづしたとてどうもならん。そらと言えばそらというように運んでくれねばならぬ。なれど、多忙々々の理が重なりてあるから、もうこれでこそという。一日が二日より、二日が三日の障りは、一寸に無い事や。さあ/\あちらへ往のう/\という、この一つの理が難しい。何も難しい事はない。難しいするから、難しいなる。空うっとしい、雨が降る。これさえ分かれば皆分かる。晴天から行く者も、雨から行く者も、風から行く者もある。一年の大祭々々と言う。皆々国々心ばえまわりして居る。出て来たなら、俺は幾日待って居る。どういうものぞいなあ。わしは幾日や何故やろうと。この理がどうも聞くに聞かれん。このやしきへ出て来る者、何を楽しんで出て来る。皆結構々々の理を持って帰る。中に、どうも見難くい聞き難くい理を、遠い所へ持って出た分には、どうもならんわやい/\。さあ/\悠るりと、一人で話伝えんならん。
教長御一人で御座りますか
一寸ずつ寄る処は一つの理やなれど、どんならん。一つの理があるから、さあ外に聞き役一人々々。
本部員退席、改めて教長御一人、外増野正兵衞書取筆役一人にて御伺
さあ/\一つ話し掛ける。元よりこの道という、幼少より今一つの理治め、一つ思わく、どんな処見て来て居る。神のする処通り来たる。今一時難しいような話する。あら/\何かの理も出来て、その中人間という。その中幾つ何才なってる。ほんに神に似たようのものいろ/\ある。事情暫くと言えば暫く。これは一寸計り難ない。難しい事言うな。あら/\書き取り出来る。生涯誰どうしたのやない。よう聞き分け出来てあった。日々安心々々、何思う事は何にも無い。建家あちらへ戻る。これは分からん。この建家元々があって出来る。皆々さらだいつの間にさしづを取り、よう/\結構の所出来て。これはしようとて出来るものでない。この一つ曇りというは無い。一つ又々一つ、十分の処彼是さしづ通り直し、日々急いた。日暮れ一年や。いつの間に出来て了い、一つの理中一つ悠っくり出る。この建家席仕舞のものか、それ切りのものか。これを聞かしてくれ。一々繰り返せ。
さあ/\一度に話して了う。あちらへ廻るこちらへ廻り、一時にあれ飯降政甚、これが間違い。留守の間名前、身体、軽うして了うて、何間何尺これ政甚あいつ阿呆な、口説きな、些かのもので時々心を忘れて了う。理を子が尽す。親子姉弟どれこれ一つ区別出来ん。肝心なる処、中山てへい有って無い。これも早くこれ隠れててへいとは切って了う。これから運べば実に/\神の話と、どんな事も運んでくれにゃならん。これでと思う理は尋ねてくれにゃならん。見苦しい事は一つも言わん。建家めん/\それ/\、心に子一つ、世界かん/\家を買って子供とすれば、一つの理を聞き分け。これだけ話したら、どんな事でも分かるであろう。この話という、傍々幾重の心あって、静めて話する。書き取り、これだけ速やかする。この一つ聞かして、西の宅/\何とも思わりゃせん。人間心鈍な、あちらへ戻る/\、鈍な話。こればかり一時で分かる。もう/\戻りたい。これが戻りたい心が出たのやで。これを、早く治めてやらにゃならん。それで尋ねた。尋ねたら話する。あちら宅と言う、飯降と言う。こちらは隠居番。あちらは甚の宅と言う。どうしたものやなあ。三人居て二箇所ほか無い。あちらの方にある、二つあろう。知らん間に治まって了う。席がどういうものであろう。一代罪は残さず、仇の理何じゃなあ。これが難しい。話取り守てくれ。暫く席の一時繋がにゃなろまい。今晩は手ある。
又押して
さあ/\西宅は、それ一軒々々生涯家じゃ。どういう処、永尾という者来て居る。縁を組んだら放って置けん。どうで年限経てば、子供というものが出来る。政甚という、続く理が続かん。理が掛かり、これだけこうせ、これだけこうする。三軒棟を並べて貰いたい。道具という、これは三つ棟に行こまいというものは、道具というは、三つ棟は言わさん、言うてもならん。
押して
こうするそれ不足、おらこの家建家、この理聞き分け。建てる時どういう理で建てた。政甚という鈍な者、一先ずその理預かって、改心する。そのまゝ席と言う。誰が親、二人片付いた。いつまでもの言う。又一人よう当たる。今まであゝして居た。こちらの事情、宅が出来て居る。神がどうしようとて居らりゃせん。手本が出してある。
押して、西宅を政甚の名前を替えたものでありますや、又そのまゝ致し置きましたるものや
それはもう、今の処は心尋ねて一時暫く、そのまゝ名前、今名前どんな名前人、こうしよう、仕様無い。理を聞き分けずに、一つの理に寄せて了う。大した人の物、我もう仕方無い。たゞ一つ聞き、そんな事では仕様が無い。楽しましてよい。席に満足さしてくれ。苦します事要らんのや。