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永尾よしゑ身上願

さあ/\だん/\/\事情を尋ねる処、身の内の悩む痛む処、それ/\事情重なりてどうも一時の処、何よの事も知ろうまい。よう事情聞き分け。一人のためとは思うな。皆よう聞き分け。成る成らんの事情を尋ねるやない。どうなろうという事情を尋ねる。十分々々の理を聞いて居るやろう。一人の事情より聞け。兄弟々々の中であろ。子供二人ある。又あとゝ言う。めん/\それ/\もよう聞き分け。この道どういう理でなるぞ。兄弟の中三才事情なら、たゞ一つよう/\年を取ればいかなる事も見分けにゃなろうまい。さしづ/\の道であろう。暖い中に居れば暖いもの、寒い中に居れば寒いもの。この暖い寒いの理を聞き分けず、銘々心の理を働かす処、身の障りの台である。これから悟れ。銘々思わく思うも、めん/\思わくを立てるも、暖味水気があればこそ。この道艱難の理を聞き分け。東と言えば東分かるであろう。西と言えば西分かるであろう。南と言えば南分かるやろう。北と言えば北分かるやろう。さあよう聞き分け。あまり結構の中に居て居て、万事理の聞こえん理が重なり居れば、いんねんという理は何処にあるぞ。遠い所から毎度々々よう運んだものやなあ、と口で言うて居れど、真実理が分からん。姉妹という女二人、一人納まり後一人十分の理であるぞ。中に曇り/\の事情である。日々の席事情に大いに心を病まして居る。三人姉弟それ/\後へよく聞き分け。さしづを以て夜夜中でもさしづを貰わる理を聞き分け。遠い所から来る事情を思やんせよ。つかえてあれば又戻りてある。なれどいんねんの理によりて、何時なりと自由。くどう/\聞き分け。今日は俺は何処も悪くない。人の目に掛からせんと思う。めん/\心で思うた事が、手でした事やない心でした事。いつにはこうどうと言う。道のためには大いに心が間違う。間違えば自由の理には混ぜる事は出来ん。自由の理は生涯の理に治め。暑い中に寒い理はあるが、寒い中に暑い理はあるか。一時身の処一寸には怖わいようなもの、怖わいようなればそれだけの心を定め。定めば身上鮮やかと言う。よっく聞き取って置かにゃならん。

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