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飯降政甚と宮川小梅縁談の儀双方内々運び致し本席教長本部員皆心運び方致し結構と申されしにより御許し下さるや願

さあ/\尋ねる処/\、尋ねる事情は言うまでの事情であろ。まあ一つこうという事情運び、十分運ぶ事情、縁談一つ、心と/\縁繋ぐ事情、心と心繋いだら生涯と言う。だん/\の道以て運ぶ処受け取る。又先々受け取る。事情今日の日というは聞いて置かにゃならん。今日の日は曇り無く、理は十分理である。言葉一つ掛かりてくれ。第一心一人心、親という理思う。神という理思う。思うは鮮やか。思うは神の理、親の理忘れる事なら道とは言わん。今日という/\理は委せ置くによって、さあ/\委せ置こう/\。

押して、その通り運ばして貰いますと願
さあ/\運ぶ一つの理、たゞ一つ理十分伝えて、そういう事なら生涯さしづは生涯親の理神の理、その理知らねばならん。運んで今日という、旬という理一時に運んでくれるがよい。
【説明】
(1) 縁談にとって大切なことは、心と心のつながりである。相互の心のつながりができたならば、生涯続く治まりとなるものである。
【摘要】
(1) 縁談には何よりも二人の心と心が寄り合い、通い合っていることが大切である。 (2) 神の理に基づいて事を決め、それを生涯末代までもと思い定めてかかることが肝要である。 (3) 縁談とはいんねんあって結ばれるものである。だから互いに心を寄せ合い、つなぎ合って、将来いつまでも治まっていくもと(基礎)をつくるべきである。 (4) 本人同士は言うまでもなく、双方の親をはじめ、みんなが十分に納得し「やれ嬉しい」という喜びの心の理が合っていることが大事である。そうしてこそ、その縁談は十分なまとまりを見ることができる。 (5) 人間思案の義理や都合から判断して、事を運んではならない。重要なのは互いに、真実の心を結び合うことであって形ではない。 (6) 自ら心治まっているのならば、独身であっても何ら差し支えはない。

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