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清水はる大熱の願

さあ/\尋ね事情/\、皆々中に中に中、皆の中にどうも心得ん事情であろ。よう聞き分け。尋ねる処には一つ事情も諭し置こう。多くの中と言うであろ。多くの中に大抵道の事情追々思案、古い事情である/\。あちらにも一寸こちらにも一寸、古い事情よう聞き分け。皆家内に掛かるか、銘々に掛かるか、一つ/\掛かりたる処、今日の日に身上に堪えられん事情ありてならん。尚々届かん中に、身上不足ありてはならん。一つ話、多くの元という。元はどういう処から寄る。前々忘れて了う。時々流行るよう思うてはならん。それではどうもならん。あちらから障り、こちらから障り、障りの道から随いて来た。又談じ合いもあろ話し合いもあろ。多くの事情通れば、満足さす理遅れる。一寸話し掛けたら話して了わんならん。いずれ話し一名心得事情、銘々も事情思やんして/\。これまで話してある。心一つならという心、そも/\ではどうもならん。よう聞き分け。こうして尋ねる。それ/\席事情尋ねて聞くであろう。他所の事のよう聞いてはならん。銘々に聞いて真実治めてくれ。身上案じる事要らん。一時の処早く/\安心、よう諭してやってくれるがよい。
【説明】
清水はる、兵神大教会初代会長清水与之助夫人。 いずれ話は一名の心得についてであるが、皆それぞれよく事情を思案することが大切である。これまでに話ししてあるように、心一つになる心が肝要で、一手一つを欠いてはどうもならない。という意味で、大熱は心が一手一つを欠き、すれ合ってはいけない。ということを指示されたのであろう。
【摘要】
熱については、物体の摩擦から発熱するように、心の摩擦から、身上に発熱するという理をさとされている。そもそもの理即ち、各自が勝手の心を遣い、一手一つに治まらない理ー仲違いの理ーが発熱となる。よく談じ合い、一手一つになることが発熱を御守護いただく元である。また因縁の自覚が足らず、因縁の理に逆ろうて不足することも、発熱病の元となる。発熱の場合は、各自がたんのうし、またそれぞれがたんのうし合うということが、特に大切であろう。

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