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刻限

なか/\そんな事で行くもんかい/\。まあとう/\帰った/\向こう見えた/\。なか/\えらい事して来たなあ/\。あんな事は一寸には行けんで/\。何っから何処まで、偉い事して来居ったなあ。隣りの奴も、俺一人と言うてしゃかりゃがった奴がよう働きよった。そらもう少々の事は、何と言い居ってもあかん/\。隣りの奴ぼろくそに言い居ったのに、今度はなか/\働こった。あゝ道具やなあ。今度の秋の大祭はどうやろ。偉い事やろ。何放っといても行かんならん。本部も同じ心になりてくれて、遠い所へ行きゃ銭持って行くか、と言うてくれた。持って行けと言うたけれど、まあ借りはせなんだけど、今度の秋の大祭には、何でも精だいして置いて、前日から手伝わして貰おうやないか。行こ/\。何処へ行たとて、あんな結構な所はありゃせんで。未だ五六年後は、未だぼろくそにぬかした。何処も彼処も偉い事務所建てよったなあ。俺等のような者にでも、遠い所へ行きゃ小遣い持って行けと言いよった。遠い所の事やないで。近い所が分からんで/\/\。ウヽヽヽヽヽヽヽ、さあ/\もう早いものや/\。三十年経つ。古い者はどんならん。あちらで亡くなる、こちらで亡くなる。その時は一寸間に合うた。世界第一等、天が下第一等や/\。何を言うやろと思うた。今ではその通り成ってある。今までは、一日の日も悠っくりした日が無い。悠っくり楽しみさしてやろ。今では何も無い者、さいならと言うて出て了たら仕舞。知らんから怖わいもの、分からんから危ないもの。橋というもの強いようでも、水が出たら流れて了う。流れた事もあった。又あるやろ。よう十年祭勤めてくれた/\。結構や/\。何も言わずとのう、ようまあ勤めてくれた/\。まあちょい/\との話して置くから、ほんにそうであったかいなあという日がある。ようまあ腹立てずに通りてくれた。腹立てたら、途中でどんな事あるやら知れなんだ/\。まあ三十年通りてくれた。功は今にあるのやで/\。もう楽してくれ/\。今日はあちらへ行きこちらへ行き、何っ処へも連れて歩く/\。連れて歩くで。まあ/\心配さすな/\。どうか/\気休めさしてと言うて/\、よう十年祭通して来た。何も安心なった事と言うては一つも無い。何が安心なったるぞ。たったこれまあ/\僅かの兄弟や/\。子供や/\。七八人もあったら皆摘もみ出して了うやろ。伏せ込んだ理はどうなるぞやい/\。嘘になるわやい/\/\。嘘になるわい/\/\。

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