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刻限(教祖十年祭の後にて別席四五千人程もあり本席五六百人もある時、七日間本席御休みになりし時の事情)

びっくりしなよ/\。びっくりする事出けるで/\。あちらへ連れて往ね/\/\。あちらへ往ぬ/\。あちらへ往ぬで。水一杯汲んでくれる舵を取る者も無いのか。あゝ一言話して置く。いつも同じように思て居たら違うで。思うようにならんから話は一寸もさゝん。長い間さゝん。一日の日も気休めさゝん。草生えから通り越した者なら、一日の日も待たずして、満足与えてこそ、三十年の道の効があるのや。もうこれだけ言うたら何も言わん。何処とも身上も迫り切ってある/\。どうもならん。後で後悔無いように。一時ではない。今までこんな話は無い。今までの話何も効が無うて潰れて来た。なれど一寸終の話が効になるかも分からん。明日日から席や/\と必ず言うてくれな。言うのなら言うだけの楽しみを付けてから運ばせ。勝手のよい時には重大の荷を負わせ、勝手の悪い事はそのまゝ。楽しみの道を運ぶなら、又々話もせんやない。遠く来て居る者も帰やさにゃならん。こう言うたら一日やない。一時一時間も待たんで。

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さあ/\なあ万筋の糸でも、口は一筋という理を聞かそう。万筋の糸、一口の理を聞き分けるなら、どんな事も口が開くやろう。開いたら理が分かるやろう。口という理を聞き分けるなら皆んな糸に成る。口というは二つも三つも無い。早うにも言うたる。一寸掛かりに教会という。あちらにも本部や、こちらにも本部や/\。偽や/\、本部や/\と言うたる。なれど、これも今ではよう/\一つの理に集まりたるやろ。これから話するからしっかり聞き分け。もうさしづ止めようかと思うて居る。用いんさしづなら、したとて何の役にも立とまい。さしづは人間心ですると思う心が違う。心が合わんから疑わんならん。何処の者も彼処の者も居る。どういう理から居るのぞ。この理が分かりたらそれ万筋の糸の理が出てくるやろう。好いと悪いとのさしづを取りて、勝手の好いさしづは用いるなれど、勝手の悪いさしづは潰して了う。第一これが残念でならん。これがどうもならん台である。台の話もして置こう。けつまずく台にもなるやろう。有るやら無いやらと思て居る者がけつまずく。心に持って通る者はけつまずかん。皆一寸の虫にも五分の魂、と、皆言うたる。人間と人間とどうこう言うならさしづは要らんものや。これだけ諭したら皆分かる。今日に今日来ても、所の充足ぐらいは出来る。充足と言えばほんのその所に居るというだけのものやないか。こゝに居るという印だけのものや。それと三十年余の道筋の理と照り合わしてみよ。男女にはよらんと言うてある。心次第で何処までもと言うたる/\。それを皆潰してある。これも勝手の道を通るからどうもならん。これ十年祭々々々と言うて、詰員や本部員や、所々国々待ち兼ねた。十年祭もよう勤めてくれた/\。十年祭と言うて些かのものでも、覗き歩いてゞも、それそれたった一人を頼りにしたもの。当番というはこういう時の当番、物々の時に当番も無く、もう、明日日から当番は要らん、すっきり要らん。この理を答えよ。十年祭に席々と言うて、あちらこちら、これだけの人体は無いと言うてくれたから治まったもの。誰も、今日はどうしなさったか、と言うて尋ねてくれた者も無い。どうもこれ三十年、前々より連れて来た理が治めるに治められん。もうそれで当番も何も要らん。何万とも帰る者が、何でもないもの、ほんの口先で説いて居るのも同じ事や。もうこれですっきり何も言うな/\。もう、えいわ/\。明日日から思う所へ遊ぶがよい。遊べ/\。

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