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上原佐助身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上にどうも一時いかなる事尋ねるは余儀無くであろう。事情はいつ/\同じ事、十分となれば又々伝えるから何かの事どう、これまでという、聞いて治めるなら治まる。当分の事とは思われん。皆んなそれ/\の心を寄せて一時という。治まるというは、一人の心の理で治まる処、何度の事情治まり難くい処、身上に身体余程大層とも言う。そこで早く聞き取って、これまでめん/\心という理がある。身上穏かなれば、又々諭すから、早く理を伝えてやれ/\。

押して願
さあ/\尋ねる事情/\、互いという理は皆一つ。心だけ運んでやるがよい。
【説明】
(1) 事情の解決というのは、結局会長の心一つで治まるのだ。何度も何度も事情が重なり治まりにくいので、とうとう、その心労のあまり病気が大変重いという。そこで早く親神の思召しを悟って、人間心を捨て神一条の心になるように。
【摘要】
(1) 建設中に教会が倒れるなどのふしがあっても、たんのうして、むしろ心を定めて通ることが大切。先には大きな楽しみの道がある。 (2) その他教会長を辞退したいという場合にも、よく考えることである。絶望的に見える事情にも、必ず解決の望みがある。 (3) そこで会長を辞職したいという場合には、代わる代わる足を運んで諭してやれ。三度までは説得に足を運んでやれ。 (4) そこまでしても、やめたいという場合には仕方がない、惜しいものだが。後任会長には丹精をつくしたものを運ぶ。 (5) 何かの都合で会長排斥運動などが起こったような場合、あくまでも元一日を考えて、天の理で治めることである。元々の理を捨てたなら、株たを捨てたようなことになる。 しかし、そのような場合、会長の方も人間心を混ぜ合わせていないか反省せねばならぬところがある。そして、あくまでも広く大きい心で育てることである。 (6) 会長辞職問題などが起こった時、上級教会などで心配するのも無理はない。しかし自分が病気になることを思えば大したことはない。 (7) このような問題に当たる時、何もない所から始まったのだ、ということを考えたら、必ず事情解決のご守護がいただける。また、どんなに見通しが暗くとも、必ず鮮やかなご守護がいただけるのだから、真実の心でかかれ。

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