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上原佐助身上申し上げ前さしづの理に付願

さあ/\尋ね出る事情、前々事情、一時成る成らん処、堪えられん事情から一つさしづ。堪えられん一つ事情、どうよこうよさしづ。身上速やかなりたら、何かの事聞いて思やんと言う。前々事情からさしづ。一つ/\の理、一つ/\の理を聞かす。よう聞き分け。よう/\の年限である。よう/\年限事情によって、所どんと変えて始め掛けてから、いろ/\道通りいろ/\道聞いて、ほのり話。実があれば実は誠、よもや/\一つ理大き、品々始め掛け。ほのり話。道聞いたなら鮮やか分かる。年限の道によって事情聞く。どんな事聞くよう、又言われるようになりた者は、並大抵やない。何でもなき者と、何でもない事情。こんな事なあこんな事なあ、知らず/\心分かる。人は一代名は末代、と、これ伝えたる。真実は誠、実である。実は世界、又道と言う。実あれば、どんな曇り被せようと言うて被せられん。真の理、天の理、天の理は曇り掛からん。よう聞き分け。前の掛かり、細々理、泣き/\通り、それから心楽しみて、道に理があり、身に一つ余儀無く障り。障りから一つ聞かす。最初の理は元。後の道は無い。元の心無けにゃならん。元の心受け取りて理である。受け取りて理は、どんな剣というとも、岩の中でも切れやせん。理は元の理、元の理は神の話す理。これ一時よう/\通う道筋、通う道筋にあちらこちら言う。又心休み、この理立てべき理やない。どんな所へ行かにゃならん。日のじか夜が明けば、道の理から、それより心運べば世界身も鮮やか。道に理が跨がれば、皆皆の者までとんだ理やなあ、変な事やなあと言う。身に案じ無い。守れば案じ無い。守らねば後々何時とも分からん、とさしづして置こう。
【説明】
(1~2)今、人からいろいろなことを聞かされたり、言われたりするが、何でもない者なら問題にもされないのだ。人は一代名は末代である。真実誠であるなら、はたからどんな曇りをかぶせようとかかっても、かぶせられるものではない。真実誠は天の理で、天の理は曇りがかからない。 (3)障りから一つ聞かすと、東京に道が伸び、会長となったのは、神一条の心であったからだ。その心がなければならない。その心さえ受け取ってもらえば、どんなに鋭利な刀でも切れない。大丈夫だ。その心とは親神の話される理を守る心だ。 (4)神一条の心さえ守れば心配はいらない。それを守らないなら、何時息を引き取るかもしれんが。
【摘要】
(1) 建設中に教会が倒れるなどのふしがあっても、たんのうして、むしろ心を定めて通ることが大切。先には大きな楽しみの道がある。 (2) その他教会長を辞退したいという場合にも、よく考えることである。絶望的に見える事情にも、必ず解決の望みがある。 (3) そこで会長を辞職したいという場合には、代わる代わる足を運んで諭してやれ。三度までは説得に足を運んでやれ。 (4) そこまでしても、やめたいという場合には仕方がない、惜しいものだが。後任会長には丹精をつくしたものを運ぶ。 (5) 何かの都合で会長排斥運動などが起こったような場合、あくまでも元一日を考えて、天の理で治めることである。元々の理を捨てたなら、株たを捨てたようなことになる。 しかし、そのような場合、会長の方も人間心を混ぜ合わせていないか反省せねばならぬところがある。そして、あくまでも広く大きい心で育てることである。 (6) 会長辞職問題などが起こった時、上級教会などで心配するのも無理はない。しかし自分が病気になることを思えば大したことはない。 (7) このような問題に当たる時、何もない所から始まったのだ、ということを考えたら、必ず事情解決のご守護がいただける。また、どんなに見通しが暗くとも、必ず鮮やかなご守護がいただけるのだから、真実の心でかかれ。

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