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富松清三郎身上願

さあ/\尋ねる事情/\身上不足なる事情尋ねる。皆んなこの事情聞き分けにゃならんで。一度さしづというは、将来末代の理と諭したる。尽し運んだ理は末代。尽した理はどうもいう。よう聞き分けば万事鮮やか。身上不足なりて尋ねる。話通りころっと事情、何が違うと言う。どうせにゃならん、こうせにゃならん、いつの事情にも諭し難くい。どうせこうせは言わん。一時早い理で分かる/\。返やしてこれまで諭したる。いかな理も治まれば、ほんに成程と治まる処から、この道と言う。又、聞き分け。何ぼうでもならん/\。どうせいと言うは、よう聞き分け。尽した理は将来末代の理。これ聞き分け。人間生まれ替わり出替わり、聞き分け。幾度か分からん。その場事情、その事真実分かれば皆分かる。よう聞き分けてくれ。
【説明】
(1) 富松清三郎氏 桜井大教会初代会長の甥。 (2) つくしたことは親神が受け取っている。しかし人間には、何度も生まれ更わり出更わりして、長い過去がある。前生のいんねんがあって、それが現われて来ているということがわかれば、皆わかってくる。
【摘要】
(1) 人間は、この世に今まで幾度となく、生まれ更わり出更わりして来ているもので、前生のいんねんを自覚することが大切である。 (2) 自分の身上にあらわされていることを見、あるいはまた世上の人々の姿を見て、前生のいんねんをさんげしたんのうの心を治めて通ることが大切である。 (3) この世に生まれかわってくるのも、親神の守護による、誰が誰の生まれ更わりであるかは親神のみが、すべてご存知である。お知らせいただいているところから、親戚または身近なところに生まれかわってくるものと悟らしていただくことができる。 (4) 人間は生まれ更わりによって、この世に永遠に生かしていただくことができる。ここに末代かけての信仰の有難さと喜びを味あわせていただくことができる。

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